ターゲット収集タイプを使用したデータの収集
サプライ・チェーン・プランニング製品で使用されるデータ・リポジトリの完全なリフレッシュを行うには、ターゲット収集を実行します。
ターゲット収集は即座に実行することも、プロセスを後で実行するようにスケジューリングすることもできます。 需要プランニング・データは「ターゲット」収集タイプを使用した場合にのみ収集できます。
「ターゲット」収集タイプを使用して、参照データ、需要プランニング・データおよび供給プランニング・データを収集するには、次のステップを実行します。
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「供給プランニング」作業領域または「設定および保守」作業領域から「プランニング・データの収集」ページにアクセスします。
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「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域の1つで作業している場合:
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「タスク」パネル・タブをクリックします。
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「タスク」パネル・ドロワーで、「プランニング・データの収集」リンクをクリックします。
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「設定および保守」作業領域で作業している場合は、次を選択します。
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オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
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機能領域: サプライ・チェーン・プランニング構成
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タスク: プランニング・データの収集
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「プランニング・データの収集」ページで、次のステップを実行します。
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「パラメータ」タブで、次のことを実行します。
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ソース・システムを選択します。
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収集タイプとして「ターゲット」を選択します。
需要プランニング・データは「ターゲット」収集タイプを使用した場合にのみ収集できます。
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「収集フィルタの選択」をクリックして、収集フィルタを選択します。
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「参照データ」サブタブで、必要な参照エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。
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「需要プランニング・データ」サブタブで、履歴需要データをプランニング・データ・リポジトリに収集するためのオプションを設定します。 プランニング・プロセスでは、統計予測に履歴需要データが使用されます。
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収集時間枠オプション: データを収集する固定日付範囲またはローリング日付範囲を指定できます。
「固定日付範囲」オプションを使用すると、指定した固定日付範囲内の履歴データを収集できます。
「ローリング日付範囲」オプションを使用すると、指定した日数分の履歴データを収集できます。 たとえば、週次で予測する場合は「収集する日数」フィールドに7と指定して、需要履歴データを1週間に1回収集します。 データ収集によって、最近の週の需要履歴データが収集されます。
需要履歴データの収集を実行するたびに、「保持する日数」フィールドに指定した日数分の履歴データを切り捨てるには、「期間の自動ロール・オフ」を選択します。 たとえば、52週間分の履歴データに基づいて各週の予測を行う場合は、「期間の自動ロール・オフ」チェック・ボックスを選択し、「保持する日数」に364日を指定します。 この設定によって、毎週データを収集しながら、最新の52週間分の履歴を保持し、52週よりも古い履歴データを自動的にパージできます。
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履歴メジャーおよび属性: 出荷履歴メジャーと記帳履歴メジャーを選択します。
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ETO品目の収集: 関連付けられたベース・モデルから履歴を収集を選択して、関連付けられたベース・モデルからオーダー設計(ETO)品目の記帳および出荷履歴を収集します。 このオプションを選択しない場合、履歴は標準のETO品目から収集されます。
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履歴データ・オプション: 特定のオーダー・タイプのみを収集する場合は、「含めるオーダー・タイプ」値リストから選択します。 デフォルトでは、すべてのオーダー・タイプが含められます。
組織レベルで消費在庫トランザクションを収集するには、「組織 - 含める消費在庫トランザクション」を選択します。 収集できるのは、転送オーダーの在庫トランザクションまたはすべての消費在庫トランザクションのみです。
保管場所レベルで消費在庫トランザクションを収集するには、「保管場所 - 含める消費在庫トランザクション」を選択します。 保管場所プランニングで使用可能にした組織について、転送オーダーの在庫トランザクションまたはすべての消費在庫トランザクションのみを収集できます。
金額データを収集するには、「履歴に関する金額データの収集」チェック・ボックスを選択します。
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追加オプション: 収集に関する追加オプションを選択します。
価格表の収集: 価格表の収集フィルタで指定された価格表を収集するか、フィルタが指定されていない場合はすべての価格表を収集します。
オーダー構成データの収集: 履歴メジャーおよび属性を選択した場合は、関連するチェック・ボックスを選択して、出荷履歴オプションと記帳履歴オプションを収集します。
販売組織階層: 「販売組織階層収集可能」を選択して、1つ以上の販売階層を収集します。
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「供給プランニング・データ」サブタブで、次のことを実行します。
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必要な供給エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。
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リソース可用性を収集する場合、日付範囲タイプとして「固定」または「収集実行日を基準」を選択します。
「固定」を選択した場合、リソース可用性を収集するための開始日と終了日を指定します。
「収集実行日を基準」を選択した場合は、「収集ウィンドウ(日数)」フィールドに日数を入力します。 入力した数値によって、ローリング時間ウィンドウに基づいてリソース可用性を収集するための収集ウィンドウが日数で決定されます。 このローリング時間ウィンドウは、コレクションを実行した日付に基づいて自身を調整します。 たとえば、90を指定した場合、収集の実行日以降の90日間のリソース可用性が毎回収集されます。
ノート: リソース可用性収集の日付範囲タイプの選択は、後で使用するために収集テンプレートとして保存できます。 -
リソース可用性の既存のデータを収集できます。
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リソース可用性データを再生成してから、データを収集することもできます。 「データを再生成してから収集」オプションを選択すると、収集プロセスによって最初に「リソース可用性ジョブの更新」予定済プロセスが実行され、続けてリソース可用性データが収集されます。
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(オプション)「スケジュール」タブをクリックし、収集をできるだけ早く実行するように設定するか、または別の時間に実行するようにスケジュールします。
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「送信」をクリックして収集プロセスを開始します。
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「予定済プロセス」ページを使用して、収集ステータスをモニターします。
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「プラン入力」作業領域で、収集されたデータをレビューします。