CDL式

式は通常、CDL文の一部(またはすべて)です。演算子で接続された2つのオペランド、または関数とその引数があります。

例

次の例は、2つのオペランドが2およびframe.borderで、演算子が* (乗算)である単純な数学式を示しています。

2 * frame.border

次の例は、別の式の2番目のオペランドとして使用される単純な数学式を示しています。最初のオペランドはwindow.frame.widthで、演算子は- (減算)です。

window.frame.width - 2 * frame.border

これらの式を使用するCDLルールの例として、ウィンドウ・モデルを考えてみます。ガラスを各側のフレーム1/2インチに挿入し、フレームのボーダーが1インチである窓フレームに配置するガラスのサイズを計算する場合は、次の例の2つの累計ルールを記述します。

ADD window.frame.width - 2 * frame.border + 2 * 0.5 TO glass.width;
ADD window.frame.height - 2 * frame.border + 2 * 0.5 TO glass.height;

次に、式の追加の例を示します。

次の式はBOOLEAN値になります:

a > b
a AND b
(a + b) * c > 10
a.prop LIKE "%abc%"

次の式は、INTEGERまたはDECIMAL値になります:

a + b
((a + b) * c )^10