財務およびSCMカスタム・オブジェクト・サービス
Oracle Fusion CRMアプリケーションで作成されたカスタム・ビジネス・オブジェクトを作成、更新、削除または検索するサービス。 カスタム・ビジネス・オブジェクトは、Oracle Fusionビジネス・オブジェクトの拡張情報を格納します。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
QName: {http://xmlns.oracle.com/apps/custom/extnService/}FscmCustomReferenceService
サービスWSDL URL : https://servername/fscmService/FscmCustomReferenceService?WSDL
論理ビジネス・オブジェクト
-
SCM : Supply Chain Management共通コンポーネント
操作
getDfltObjAttrHints
サービス・データ・オブジェクトのラベルやオブジェクト属性のラベルなど、指定されたサービス・データ・オブジェクトとロケールに対応するユーザー・インタフェース・ヒントを取得する操作です。 前提条件として、このサービスに対して定義されたgetEntityList操作を呼び出して、viewName要求ペイロード要素に使用可能な値のリストを取得します。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
viewName |
string |
サービス・データ・オブジェクトの内部名である、サービス・ビュー使用名。 getEntityList操作の応答ペイロード内の<name>要素の値を指定します。 |
|
localeName |
string |
ロケールベースのユーザー・インタフェース・ヒントを評価する際に使用するロケール。 localeNameはISO 639-1形式です。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
{http://xmlns.oracle.com/adf/svc/types/}ObjAttrHints |
指定したサービス・データ・オブジェクトのラベルおよびユーザー・インタフェース・ヒントと、名前と値のペア形式でのその属性 |
getServiceLastUpdateTime
サービス定義で参照されるスキーマ・ファイルが最後に変更された日時を返す操作です。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
{http://xmlns.oracle.com/adf/svc/types/}dateTime-Timestamp |
ISO 8601形式による、サービス定義が最後に変更された日時。 |
getEntityList
このサービスに対して定義されているサービス・データ・オブジェクトのリストを取得する操作です。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
{http://xmlns.oracle.com/adf/svc/types/}ServiceViewInfo |
このサービスに対して定義されているサービス・データ・オブジェクトのリスト。 それぞれのサービス・データ・オブジェクトについて、QName、内部名、およびcreate、update、merge、deleteの各操作をそのオブジェクトに対して実行できるかどうかを示すブール値が結果に含まれます。 |
invokeObjectFunction
カスタム・オブジェクト行関数を起動します。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
行 |
anyType |
スクリプトの起動に使用されるDataObject |
|
viewName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名 |
|
scriptName |
string |
行関数名 |
|
params |
anyType |
行関数パラメータ |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
DataObject |
createEntity
カスタム・オブジェクトの作成操作。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
オブジェクト |
anyType |
このサービスに対して定義されているサービス・データ・オブジェクトのリスト。 それぞれのサービス・データ・オブジェクトについて、QName、内部名、およびcreate、update、merge、deleteの各操作をそのオブジェクトに対して実行できるかどうかを示すブール値が結果に含まれます。 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
カスタム・オブジェクト用に作成されたDataObject。 |
getEntity
カスタム・オブジェクトの取得操作。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
keyValue |
string |
カスタム・オブジェクトを識別するためのキー値のリスト。 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
keyValueで識別されるDataObject。 |
updateEntity
カスタム・オブジェクトの更新操作。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
オブジェクト |
anyType |
更新するDataObject。 DataObjectには、更新されたレコードを識別するためのキー・フィールドと、更新するフィールドが含まれている必要があります。 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
カスタム・オブジェクトのDataObjectが更新されました。 |
deleteEntity
カスタム・オブジェクトの削除操作。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
オブジェクト |
anyType |
削除するDataObject。 DataObjectには、削除されたレコードを識別するためのキー・フィールドが含まれている必要があります。 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
無効 |
削除されるDataObject。 |
findEntity
カスタム・オブジェクトの検索操作。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
findCriteria |
{http://xmlns.oracle.com/adf/svc/types/}FindCriteria |
findCriteriaで識別されるDataObjectsのリスト。 |
|
findControl |
{http://xmlns.oracle.com/adf/svc/types/}FindControl |
検索コントロール。 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
DataObjectsが見つかりました |
mergeEntity
既存のカスタム・オブジェクトとのマージ(存在する場合)は、存在しない場合は新規オブジェクトを作成します。
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
オブジェクト |
anyType |
マージするDataObject。 DataObjectには、レコードを識別するためのキー・フィールドと、マージするフィールドが含まれている必要があります。 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
マージからのDataObject結果 |
processEntity
カスタム・オブジェクト操作のバッチ・プロセス
ライフ・サイクル・ステータス: Active
要求ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
changeOperation |
string |
工程名 |
|
オブジェクト |
anyType |
バッチ処理されるDataObjects |
|
processControl |
{http://xmlns.oracle.com/adf/svc/types/}ProcessControl |
プロセス制御 |
|
objectName |
string |
カスタム・オブジェクト・タイプ名。 |
応答ペイロード
| 要素名 | タイプ | 摘要 |
|---|---|---|
|
result |
anyType |
DataObject結果リスト |
セキュリティ
次の表に、サービス操作の実行に必要な権限と、各権限の付与先の職務ロールを示します。
サービス操作から権限へのマッピング
| 工程名 | 権限コード | 権限名 | 権限の説明 |
|---|---|---|---|
|
processEntity |
ZCX_UPDATE_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの更新(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからUPDATE |
|
getEntityList |
ZCX_READ_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの読取り(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからREAD |
|
updateEntity |
ZCX_UPDATE_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの更新(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからUPDATE |
|
getEntity |
ZCX_READ_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの読取り(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからREAD |
|
deleteEntity |
ZCX_DELETE_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
DELETEカスタム・オブジェクト・リソース(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaに対してPermissionSetをDELETEします |
|
findEntity |
ZCX_READ_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの読取り(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからREAD |
|
getDfltObjAttrHints |
ZCX_READ_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの読取り(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからREAD |
|
createEntity |
ZCX_CREATE_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの作成(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからCREATE |
|
getServiceLastUpdateTime |
ZCX_READ_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの読取り(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからREAD |
|
mergeEntity |
ZCX_UPDATE_CUSTOM_OBJECT_PRIV |
カスタム・オブジェクト・リソースの更新(WorkArea) |
カスタム・オブジェクトWorkAreaのPermissionSetからUPDATE |