在庫組織のコピー
在庫組織のコピー・スケジュール済プロセスは、在庫組織のコピー・タスクを使用してソース組織に基づいて新しい在庫組織を作成する際に予期しない障害が発生した場合に使用されます。
在庫組織のコピー・タスクが発行されると、スケジュール済プロセスを使用してデータが作成されます。 このタスクは、サンプル・ソース組織を構築およびテストする際の在庫組織の作成を簡略化するために使用されます。このタスクは、新しい組織が名前、コードおよび事業所によって異なる一連のコピーを作成するための基礎として使用するのに適しています。 送信されたジョブは、コピーされるデータの量および作成されるコピーの数に応じて数分かかる場合があります。 プロセスの送信時にプロセスIDを受け取ります。 スケジュール済プロセスが正常に完了したことを確認します。
使用する場合
スケジュール済プロセスが正常に完了しない予期しないイベントでは、ログ・データをレビューして失敗が発生した理由を特定するために、管理者との調整が必要になる場合があります。
コピーを再開する場合、このスケジュール済プロセスを前のプロセスIDとともに使用すると、正常に完了した以前の作業がスキップされ、コピー・プロセスが正しい開始ポイントで再開されます。
必要な権限
- 権限: INV_MANAGE_INVENTORY_ORGANIZATION_PRIV
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
| 仕様 | 説明 |
|---|---|
| ジョブ・タイプ |
アドホック・ジョブ。 |
| 頻度 |
このスケジュール済プロセスは、インスタンスで予期しないエラーが発生した場合にのみ開始されます。 |
| 時間 |
プロセスは任意の時間に実行でき、非勤務時間帯に実行されるようにスケジュールする必要はありません。 |
| 期間 |
合計期間は変動し、主にコピーされる子データ・オブジェクトのボリュームによって異なります。 数千の保管場所または保管棚を持つ組織では、このデータを使用して新規組織が作成されるたびに数分かかる場合があります。 |
| 互換性 |
ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があり、このプロセスの複数のインスタンスを同時に実行することが現在の機能的には想定されていません。 目的は、比較的頻度の低い実装タスクである重複する在庫組織を作成することです。 |
パラメータ
| パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 |
|---|---|---|---|---|
| プロセスID | 必須 | 前のジョブを再開するために使用されるユーザー・インタフェース・タスクを介して以前に送信された在庫組織のコピー・リクエストの識別子。 | 整数値 | なし |
トラブルシューティング情報
- 発行済組織のコピー・リクエストのステータスは、スケジュール済プロセスUIで表示できます。
- エラー・ログには、正常に完了できなかったエラーおよび警告メッセージが表示されます。