サプライヤ・リベートの受入および買掛管理との連携方法

サプライヤ・リベートがOracle Fusion ReceivingおよびOracle Fusion Payablesと連携し、Oracle Fusionからのインバウンド受入トランザクションをサポートする方法を次に示します。経過勘定は、出荷の受入時またはサプライヤ請求書の受入時に計上できます。通常、経過勘定はサプライヤの請求時に発生します。

トランザクションのロード

「トランザクションのロード」プロセスでは、受入トランザクションが受入からChannel Revenue Managementにインポートされます。ロードごとに新しいバッチが作成されます。次の特徴があります:

受入トランザクションおよび関連購買オーダー詳細を抽出します。
バッチの明細として格納します(「トランザクションのロード」スケジュール済プロセスごとに1つのバッチ)。

チャネル・バッチからの経過勘定の作成

「チャネル・バッチの経過勘定の作成」プロセスは、バッチ・ラインを経過勘定に変換します。サプライ・チェーン・アプリケーション管理者は、オンデマンドでチャネル経過勘定を作成することも、定期的にバッチ・プロセスとしてスケジュールすることもできます。

サプライヤ・リベート発生主義をトリガーするチャネル設定イベントが受入トランザクションの場合、

バッチ明細が適格な場合、

獲得済経過勘定の作成

サプライヤ・リベート発生主義をトリガーするチャネル設定イベントがサプライヤ請求書の場合、チャネルはサプライヤ請求書を買掛管理から直接受け取るか、CSVファイルを使用してインポートします。

バッチ明細は適格ですが、請求されていない場合は、

オープン経過勘定の作成
適格で請求済の場合、

獲得済経過勘定の作成

たとえば、数量が10ユニットの受入トランザクションは、8ユニットの数量に対して請求できます。ここでは、2単位の数量についてオープン経過勘定が記録され、8単位のアーンド経過勘定が記録されます。