製品中止日からの予測の停止方法
このトピックでは、中止日から始まる製品の予測を停止する方法について説明します。
この機能の設定方法
この機能を設定するには、次の手順を実行します。
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サプライ・チェーン・プランニング・メジャーのファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して、中止日を事前定義済の中止日メジャーにロードします。
または、事前定義された「調整中止日」メジャーに中止日を手動で入力できます。 このメジャーを使用して、中止日メジャーのインポート済の値を上書きすることもできます。
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DiscontinueDateMeasure予測パラメータを、ベイジアン機械学習に基づいたユーザー定義の予測プロファイルに追加します。
この予測パラメータは、「表示可能リストへのパラメータの追加」ダイアログ・ボックスの「一般設定」カテゴリにあります。
ノート: 機能ベースの機械学習を使用する予測プロファイルでは、この予測パラメータは使用できません。 また、この予測パラメータは事前定義済の予測プロファイルに追加できません。 -
予測パラメータに対して事前定義済の最終中止日メジャーまたはユーザー定義メジャーを選択します。
このメジャーは、値があれば調整中止日メジャーの値を返します。 それ以外の場合、最終中止日メジャーは中止日メジャーの値を返します。
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オプションで、「最終中止日」、「調整中止日」および「中止日」メジャーを表に追加して、データを表示および調整できるようにします。
予測プロセスでは、メジャーが表にない場合でも、DiscontinueDateMeasure予測パラメータに選択したメジャーの値が使用されます。
考慮事項
この機能を使用しているときは、次の点に注意してください。
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最終中止日メジャーのかわりに使用するメジャーを作成する場合は、次のことを確認してください。
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このメジャーには、時間ディメンションを除く予測プロファイルの出力メジャーと同じディメンションがあります。
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予測プロファイルが使用可能な作業領域に対してメジャーを使用可能にします。
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メジャーはプランのメジャー・カタログにあります。
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予測は、次の条件を満たす場合に予測範囲の終了まで生成されます。
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DiscontinueDateMeasure予測パラメータに選択したメジャーに日付が含まれていません。
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中止日は予測終了日より後です。
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中止日がタイム・バケット内にある場合、タイム・バケットの開始は中止日になります。
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中止日は、予測プロファイルの予測ツリーの最下位レベルで考慮されます。 たとえば、最下位レベルが品目レベルと組織レベルの組合せである場合、予測は、同じ品目と組織の組合せ内のすべての顧客および需要区分について、同じ中止日に終了します。 品目と組織の組合せ内の顧客または需要区分によって中止日が異なる場合は、最も遅い中止日が使用されます。
同一品目の顧客によって異なる中止日を考慮するには、最下位レベルが品目レベルと顧客サイト・レベルの組合せになるように、製品ディメンションと顧客ディメンションを使用して予測ツリーを構成します。