シリアル番号一意性管理の選択の考慮事項

在庫組織の品目に適用するシリアル番号の一意性の管理オプションを次の中から1つ選択します。

品目内で一意

品目が同じ在庫組織にあるか、別の在庫組織にあるかに関係なく、同じ品目に同じシリアル番号を割り当てることはできません。

たとえば、シリアル番号SN100を品目Aに割り当てた場合、他の在庫組織にあるその品目に対してシリアル番号SN100を割り当てることはできません。ただし、他の在庫組織にある、シリアル番号がSN100の別の品目を受け入れることはできます。

次の表に、シリアル番号の一意性が品目内に設定されている場合に2つの別個の品目に対して生成されるシリアル番号の例を示します。

組織	品目	シリアル番号
M1	AS100 (プリンタ)	SN100
M1	AS101 (ラップトップコンピュータ)	SN100

シリアル番号の一意性の管理を品目内に設定したときと同じシリアル番号の一意性のルールが適用されます。さらに、シリアル番号の一意性の管理を組織内に設定することにより、同じ在庫組織内に同じシリアル番号が複数存在しないようにすることができます。

たとえば、特定の在庫組織の品目AにSN100を割り当てた場合、同じ在庫組織内のシリアル番号がSN100の品目Bを受け入れることはできません。ただし、他の在庫組織にある、シリアル番号がSN100の品目Bを受け入れることはできます。

次の表に、シリアル番号の一意性が組織内に設定されている場合に2つの別個の品目に対して生成されるシリアル番号の例を示します。

組織	品目	シリアル番号
M1	AS100 (プリンタ)	SN100
M1	AS101 (ラップトップコンピュータ)	SN101

シリアル番号の一意性のルールを組織内に設定したときと同じシリアル番号の一意性のルールが適用されます。さらに、シリアル番号の一意性の管理をすべての組織に設定することにより、在庫組織に関係なく、同じシリアル番号が複数の品目に割り当てられないようにすることができます。

たとえば、品目AにSN100を割り当てた場合、在庫組織に関係なく、シリアル番号がSN100の品目Bを受け入れることはできません。この例では、SN101とSN100は別の在庫組織に属します。

特定の在庫組織のシリアル番号の一意性の管理をすべての組織に割り当てると、シリアル番号の一意性はすべての在庫組織で同じく制限されます。

次の表に、シリアル番号の一意性がすべての組織に設定されている場合に2つの別個の品目に対して生成されるシリアル番号の例を示します。

組織	品目	シリアル番号
M1	AS100 (プリンタ)	SN100
M2	AS101 (ラップトップコンピュータ)	SN101