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シリアル番号管理の設定方法

シリアル番号管理を使用する前に、品目属性および組織パラメータを設定する必要があります。

シリアル番号管理を設定するには、次を実行します。

  • 品目のシリアル番号生成の設定

  • シリアル番号の一意性の設定

  • (オプション)事前設定シリアル番号の作成

品目のシリアル番号生成の設定

品目レベルまたは組織レベルでシリアル番号生成を設定します。 シリアル番号生成オプションとして次の値から選択できます。

シリアル番号生成オプション

説明

シリアル番号管理なし

シリアル番号管理は強制されません。

事前設定シリアル番号

品目のシリアル番号を事前設定する必要があります。

販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫時の入力

販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫トランザクションの実行時にシリアル番号を入力できます。

在庫ピック時入力

ピック時にシリアル番号を入力できます。

在庫受入時動的入力

受入トランザクションの実行時にシリアル番号を動的に入力できます。

シリアル番号の一意性の設定

組織パラメータで、組織のシリアル番号の一意性のタイプを選択します。 品目内、組織内および全組織間で、一意性を強制することを選択できます。 シリアル一意性の3つのレベルは、累積的です。

  • 品目内で一意

    品目が同じ在庫組織にあるか、別の在庫組織にあるかに関係なく、同じ品目に同じシリアル番号を割り当てることはできません。

    たとえば、シリアル番号SN100を品目Aに割り当てた場合、すべての在庫組織にあるその品目に対してシリアル番号SN100を割り当てることはできません。 ただし、すべての在庫組織にある、シリアル番号がSN100の別の品目を受け入れることはできます。

  • 組織内で一意

    シリアル番号の一意性の管理を品目内に設定したときと同じシリアル番号の一意性のルールが適用されます。 さらに、シリアル番号の一意性の管理を組織内に設定することにより、同じ在庫組織内に同じシリアル番号が複数存在しないようにすることができます。

    たとえば、特定の在庫組織の品目AにSN100を割り当てた場合、同じ在庫組織内のシリアル番号がSN100の品目Bを受け入れることはできません。 ただし、他の在庫組織にある、シリアル番号がSN100の品目Bを受け入れることはできます。

  • 全組織間で一意

    シリアル番号の一意性のルールを組織内に設定したときと同じシリアル番号の一意性のルールが適用されます。 さらに、シリアル番号の一意性の管理をすべての組織に設定することにより、在庫組織に関係なく、同じシリアル番号が複数の品目に割り当てられないようにすることができます。

    たとえば、品目AにSN100を割り当てた場合、在庫組織に関係なく、シリアル番号がSN100の品目Bを受け入れることはできません。 この例では、SN101とSN100は別の在庫組織に属します。

    特定の在庫組織のシリアル番号の一意性の管理をすべての組織に割り当てると、シリアル番号の一意性はすべての在庫組織で同じく制限されます。

事前設定シリアル番号の作成

品目に対してシリアル番号生成オプションとして「事前設定シリアル番号」を指定した場合、トランザクション明細の「シリアル番号: 自」フィールドの値リストから既存の事前設定シリアル番号を選択するか、「ロットおよびシリアル番号の記録」ページにナビゲートしてシリアル番号を選択できます。 「ロットおよびシリアル番号の記録」ページにアクセスするには、「ロットおよびシリアル番号の記録」ボタンまたは処理を選択します。 「ロットおよびシリアル番号の記録」ページで、「シリアル番号: 自」フィールドの値リストから既存のシリアル番号を選択するか、シリアル番号の選択をクリックしてトランザクションで使用可能な事前設定シリアル番号の完全なリストを表示します。 「在庫受入時動的入力」または「販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫時の入力」を指定した場合は、オプションで品目のシリアル番号を事前定義できます。

在庫では、在庫組織または品目の定義時に指定した開始シリアル番号プリフィクスと開始シリアル番号を使用して、事前設定シリアル番号を作成します。 シリアル番号管理下の品目に必要な数のシリアル番号を作成できます。