稼働率および有効率のスケジューリングへの影響
稼働率および有効率により、作業オーダーにスケジュールされるリソースの期間が決まります。
スケジューリングに影響するワーク・センター設定
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稼働率
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有効率
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シフト割当
スケジューリングの計算方法
デフォルトでは、稼働率および有効率のパーセントは100%に設定されます。 これらのパーセントを100未満に設定すると、リソースの予定期間が延長されます。
リソースを使用して2時間の作業を行うとします。 まず、リソースが完全に稼働し、効率も完全であるという前提で始めます。 作業が2時間以内で完了するかどうかを確認するには、作業時間数を稼働率と有効率の積で除算します。 これは2 / (1*1)で、2になります。 これにより、作業は2時間で完了することが確認されます。
こんどは、使用率と有効率が半減したとします。 新しい計算は2 / (0.5*0.5)となり、8になります。 これは作業が完了するまでに時間がいっそうかかることを意味し、その原因はリソースが100%完全に利用されていないことにあります。