生産カレンダの管理方法
生産カレンダは、管理「工場パラメータ」ページを使用して関連付けられた製造カレンダ、または特定のワーク・センターに関連付けられた上書きカレンダを表します。 「設定および保守」作業領域を使用して、シフト、稼働日パターンおよびスケジュールを定義できます。 Oracle Manufacturingでは、タイプが「時間」のシフトと、タイプが「パンチ」または「なし」のシフト詳細のみがサポートされています。 ワーク・センターが選択されていない場合、生産カレンダは工場の稼働時間を示します。 ワーク・センターが選択されている場合、ワーク・センターの上書きカレンダに基づいて稼働時間を示します。 シフト期間に変更を加えるために、シフト例外を定義できます。 生産カレンダに表示されるシフトとシフト例外は、「在庫組織パラメータの管理」で定義された工場タイム・ゾーンで解釈されます。
ワーク・センターが選択されていない場合、作成されたシフトおよびシフト例外は、上書きカレンダがないすべてのワーク・センターのすべてのリソースに適用されます。 ワーク・センターが選択されている場合、作成されたシフトおよびシフト例外は、そのすべてのリソースに適用されます。 ただし、デフォルトの有効数量を上書きするために、複数のワーク・センター・リソースに対して特定のシフト例外を定義できます。 これにより、リード・タイムの計算および作業オーダー日付のスケジューリングで考慮されるリソース可用性がまとめて決定されます。
シフト例外の管理
シフト例外は、製造工場または上書きカレンダのあるワーク・センターに割り当てられたシフトの変更です。 この例外は、工場内で定義された、すべてのシフトベースのワーク・センター・リソースの可用性に影響を及ぼします。 シフト例外と標準シフトは、生産カレンダ上で確認できます。 また、シフト例外は、簡単に分析できるようにカラー・コード化されています。
作業実行の概要ページから「生産カレンダの管理」ページを使用して、次のタスクを実行します。
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シフト例外の作成
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シフト例外の編集
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シフト例外の削除
シフト例外の作成:
シフト例外を作成することで、新しいシフトを作成したり、1日またはある期間、既存のシフトに変更を加えることができます。 表示される開始時間と終了時間、またはこのページで入力する開始時間は、工場タイム・ゾーンであることが前提となっています。
- シフトの変更
- シフトの削除
- 分割シフト
- シフトの追加
シフト例外の編集:
将来のシフト例外のみを編集できます。 ただし、現在のシフト例外の終了日を編集できます。
シフト例外を編集するには、次のステップを実行します。
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「生産カレンダの管理」ページのカレンダで、編集するシフト例外をクリックします。 次に、右クリック・メニューまたは「処理」メニューから、「シフト例外の編集」を選択します。
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「生産カレンダの管理: シフト例外の編集」ページで、変更するフィールドを編集します。
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「保存してクローズ」ボタンをクリックします。
シフト例外の削除:
将来のシフト例外のみを削除できます。 シフト例外を削除するには、「生産カレンダの管理」ページのカレンダで、編集するシフト例外をクリックします。 次に、右クリック・メニューまたは「処理」メニューから、「シフト例外の削除」を選択します。