インバウンド出荷および購買オーダー・スケジュールの管理
棚入トランザクションを実行するか、品目の受入中に数量をプラスの訂正するたびに、受入済品目、ロットまたはシリアルにオープン・リコール通知がある場合、棚卸タスクが自動的に作成され、そのような品目のステータスが棚卸タスク生成済に変わります。
また、トレース詳細レコードが作成され、品目の棚入ロケーションのロケーションの詳細が示されます。 これらのトレース詳細に基づいて、ユーザーはカウント・タスクを完了します。 リコールされた部品は隔離され、処分されます。
リコールされた品目のインバウンド・トレース・レコードが存在できる様々な解決ステータスを次に示します:
| ステータス | 説明 |
|---|---|
| リコール免除済 | 品目をリコールから免除としてマークする場合。 たとえば、品目のリコール通知があるが、その一部のみが受信された場合です。 まだ出荷されていない残りの品目について、欠陥のない品目のみがさらに出荷されることがサプライヤにある場合は、それらをリコール免除としてマークできます。 |
| 自動免除のリコール | オープン・リコール通知がないロットまたはシリアルに対して棚入トランザクションを実行する際に、その品目にオープン・インバウンド・トレース詳細がある場合。 |
| 置換済 | リコール・トレース詳細でインバウンドと識別された購買オーダー明細の品目をバイヤーが一括置換する場合。 |
| 棚卸タスク生成済 | リコール・トレース詳細でインバウンドとして識別されたASNまたはPO明細に対して実行された棚入トランザクションに対して棚卸タスクが作成された場合。 |
| 自動クローズ | 搬送タスクが手動で完了した場合、処理を実行しません。 たとえば:
|
リコール部品の検索プロセスで生成されたすべてのインバウンド・トレース・レコードが、棚入を実行するか、購買オーダーの一括置換、またはリコール免除によって解決されると、これらのインバウンド・トレース・レコードが関連付けられている搬送タスクが自動的に完了します。
ノート: 棚入の完了後すぐに実行されるように、欠落している受入イベントに対するリコール棚卸タスクの生成スケジュール・プロセスをスケジュールします。 これにより、リコール時に品目に対して実行されたすべての棚入トランザクションに対して棚卸タスクが生成されます。 詳細は、Oracle Fusion Cloud SCM SCMスケジュール済プロセスのガイドの「欠落している受入イベントに対するリコール棚卸タスクの生成」トピックを参照してください。