検査レベル
検査レベルは、検査の相対量と頻度を決定します。
検査レベルは、作成して受入検査プランまたは仕掛品検査プランに関連付けます。
検査レベルを使用すると、次の内容を決定できます。
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数量全体を検査する必要があるのか、あるいはサンプリングを使用するのか
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すべての受入ラインを検査する必要があるのか、あるいはいくつかをスキップできるのか
ノート: スキップ・ロットは受入検査にのみ適用されます。
受入プラン・タイプと仕掛品プラン・タイプを除き、他のすべてのプラン・タイプでは100%検査レベルが求められます。
検査レベルでサンプリングが有効になっている場合、次のいずれかのサンプリング・タイプを選択できます。
サンプリング・プラン・タイプ |
摘要 |
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ANSI/ASQC Z1.4標準 |
一定数の欠陥が許容される場合は、様々な受入可能な品質水準に基づく受入サンプリングを使用して検査レベルを定義できます。 たとえば、受入数量のサイズに基づいて、受入可能な欠陥の許容範囲限度を自動的に導出できます。 検査中に、欠陥が許容範囲限度内にある場合は、受入済数量を受け入れることができます。 |
固定数 |
検査するサンプルの固定数を指定します。 これにより、次に関係なく固定数のサンプルを検査できます
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パーセント |
検査する合計数量の割合を指定します。 |
また、サンプル数量単位など、単一のサンプルに対してすべてのテストを実行するために必要な資材の数量を指定できます。
検査中、必要なサンプルに結果が入力されると、検査プランで利用される検査レベルに基づいて、検査処理が自動的に「検収済」または「否認済」と判断されます。
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パーセント・ベースのサンプリングおよび固定数のサンプリングでは、代表サンプルのいずれか1つでも検査に失敗すると、検査数量全体が拒否されます。
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AQLサンプリングでは、検査に失敗した代表サンプルの数が受入可能な品質水準の表に設定された拒否数量以上である場合、検査数量全体が拒否されます