供給プラン・オプションの定義
供給および業務プランでは、「プラン・オプション」ページの「供給」タブを使用して、一般および組織固有の供給プランニング・オプションを設定します。 「一般」サブタブを使用して、供給プラン属性、集計プラン属性および供給制約を指定します。
「組織およびスケジュール」サブタブには、「スコープ」タブで指定された組織と、供給の計画に使用される需要スケジュールがリストされます。
一般
供給プラン属性: 販売および業務プランの供給プラン属性を指定します。
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割当セットを選択します。
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プランに購買オーダー、転送オーダー、作業オーダーまたは販売オーダーを含めるオプションを選択できます。
集計プラン属性: 販売および業務プランの集計プラン属性を指定します。
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プランニング製品レベル: 需要およびリソース構成表がプランでモデル化される製品レベルを指定します。 製品レベルは、「品目」または「カテゴリ」のいずれかとして設定できます。 デフォルト設定は、「品目」です。
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カテゴリ・レベル・メンバー: カテゴリ・レベルで計画する品目を指定します。 メンバーを選択するには、プランニング製品レベルとして「カテゴリ」を選択する必要があります。
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グローバル需要の使用: 選択すると、集計供給プランニング・エンジンのモデル需要がグローバルになります。 選択した場合は、プランニング顧客レベルも指定します。
または、履行倉庫組織で需要がモデル化されているネットワークを、顧客の詳細なしで作成する場合は、選択を解除します。
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プランニング顧客レベル: 「グローバル需要の使用」チェック・ボックスを選択した場合は、集計プランニングに使用する顧客ディメンション・レベルを指定できます。 プランで顧客の需要をモデル化するレベルとして、「顧客サイト」または「ゾーン」を指定します。
「グローバル需要の使用」チェック・ボックスを選択しなかった場合、プランニング顧客レベルは「なし」に設定されます。
制約: 販売および業務プランの制約を指定します。
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購買および転送リード・タイム圧縮可能: チェック・ボックスが選択されている場合、プラン実行でリード・タイム圧縮の例外が生成されます。 チェック・ボックスが選択されていない場合、リード・タイムの制約が強制されます。 デフォルトでは、「購買および転送リード・タイム圧縮可能」チェック・ボックスが選択されています。
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サプライヤ生産能力制約を考慮: 選択すると、サプライヤ事業所別のコンポーネント・カテゴリ・レベルで、サプライヤ品目生産能力制約が強制されます。 カテゴリ内の品目の要件は引き続き表示できます。 また、これらの品目に使用可能なサプライヤ生産能力をロードしない場合は、制約なしコンポーネント・カテゴリのサプライヤ要件を引き続き生成することもできます。
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組立品目の処理リード・タイムを考慮: 選択すると、セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング・プロセスの集計供給プランニング・ステップ中に組立品目の処理リード・タイムが含まれます。 デフォルトでは、組立品目の処理リード・タイムは考慮されません。
集計供給プランニングではリソース構成表が使用されます。 「リソース構成表の集計」表には、組立品目の製造に必要な重要なコンポーネント品目およびボトルネック・リソースが表示されます。 組立品目の処理リード・タイムを考慮すると、組立品目の「品目」表の「プロセス・リード・タイム」属性値が含まれます。 処理リード・タイムは、コンポーネントおよびリソースの製造開始と消費をオフセットするために使用されます。
組立品目の処理リード・タイムがプランニング期間より長い場合、製造が開始する期間内にコンポーネント品目およびリソースの消費が発生します。 使用数量は複数の期間に分散されることはありません。 また、集計供給プランニングでは、製造ステージにわたってリード・タイムを累積して部分組立品をオフセットすることはありません。
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ワーク・センター生産能力制約を考慮: 選択すると、ワーク・センター・レベルで、リソース生産能力制約が強制されます。 ワーク・センター内のリソース・ロードは引き続き表示できます。 このチェック・ボックスを選択した場合は、製造場所内で、制約するワーク・センターを選択できます。 制約されないワーク・センターのリソースについては、リソース要件を引き続き生成することもできます。
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制約付きワーク・センター・レベル・メンバー: 「ワーク・センター生産能力制約を考慮」を選択した場合は、制約するワーク・センター・レベル・メンバーも選択できます。 ワーク・センターのリストは、「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブの「プラン組織」セクションで行われた選択に基づきます。 ワーク・センターを選択しない場合、リソース生産能力制約は強制されません。
組織およびスケジュール
組織: 組織とその摘要が表示されます。 組織は、「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブで指定された組織レベル・メンバーに基づきます。
「保管場所ネッティング」ダイアログ・ボックスにリストされている組織ごとに、「ネッティング使用可能」の下のチェック・ボックスを選択または選択を解除して、セールス・アンド・オペレーションズ・プランに保管場所を含めるか、または除外します。 収集プロセス中に、ソース・システムの組織構成に基づいて保管場所からデータが収集されます。 ソース・システムの新しい保管場所に対して保管場所ネッティングを有効にすると、次の収集プロセスの後のプラン実行時に、セールス・アンド・オペレーションズ・プランに新しい保管場所が含まれます。
需要スケジュール: 販売および業務プランの同じプラン名を参照する、供給の計画に使用される需要スケジュールが表示されます。
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供給プラン入力: 「選択」ボタンをクリックして、「供給プラン入力」ダイアログ・ボックスを開きます。 「供給プラン入力」ダイアログ・ボックスで、供給プランニングを実行する最終品目需要メジャーを選択します。 次のような選択可能な事前構成済メジャーがありますが、ユーザーが構成したメジャーを選択することもできます。
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承認済コンセンサス予測: 供給プランニング・アクティビティで使用するための最終承認を受けている協力レビューによって決定された最終需要予測です(数量で表されます)。
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承認済最終記帳予測: レビュー済で、供給プランニング・アクティビティで使用するための最終承認を受けている、記帳予測需要ストリームに基づいた統計需要予測です。
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承認済最終出荷予測: レビュー済で、供給プランニング・アクティビティで使用するための最終承認を受けている、出荷予測需要ストリームに基づいた統計需要予測です。
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コンセンサス予測: 販売、マーケティングおよび業務からの複数の利害関係者予測を結合した加重需要予測です(数量で表され、すべてのプランナ調整を含みます)。 需要レビュー・プロセスから取得された制約なしコンセンサス予測は、制約付き営業プランを開発するための基盤となります。
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最終記帳予測: 数量で表された、すべてのプランナ調整を含む記帳予測です。
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最終マーケティング予測: ベースライン・マーケティング予測に対するユーザー調整に基づくマーケティング予測です(数量で表されます)。
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最終販売予測: すべてのユーザー調整を含む最終販売予測です(数量で表されます)。
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最終出荷予測: 出荷履歴に基づいた最終予測です(数量で表され、プランナ調整を含みます)。
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メジャー・レベル: セールス・アンド・オペレーションズ・プランニングで需要スケジュールが消し込まれるレベルが表示されます。