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表、グラフ、分析セット、タイルおよびタイル・セットの概要

表、グラフ、分析セット、タイル(情報タイルとも呼ばれる)またはタイル・セットは、セレクタ・ツールを使用して構成できます。

「セレクタ・ツール」ページでは、グループを作成および管理したり、表とグラフをグループに関連付けることもできます。 オープン・プラン、または表やグラフ・ツールバーの「処理」メニューから「セレクタ・ツール」に移動します。

表、グラフ、分析セット、タイル・セットまたはタイルを作成するには、セレクタ・ツールを開きます。

  1. オープンしたプランから、「処理」をクリックし、「表、グラフおよび分析セットの管理」を選択します。

  2. 「表、グラフおよび分析セットの管理」ダイアログ・ボックスで、「処理」をクリックし、「作成」を選択します。

  3. 次のいずれかを選択してセレクタ・ツールを開きます。

    • グラフ

    • 分析セット

    • タイル・セット

    • タイル

  4. 選択内容に応じて、「セレクタ・ツール」ダイアログ・ボックスが開き、次のタブが表示されます。

    タブ

    グラフ

    分析セット

    タイル

    メジャー

    階層

    ×

    メンバー

    メジャー・フィルタ

    ×

    レイアウト

    ×

    比較オプション

    ×

    ×

    詳細

    ×

    ×

    ×

ノート: セレクタ・ツールでは、「プランニング分析の構成」ページの「レベルおよび属性」タブにある「表示するメンバー識別子」列に構成された内容に基づいて、メンバー値が表示されます。 たとえば、品目の場合、品目名のかわりに品目摘要を表示するように表とグラフを構成でき、これは、セレクタ・ツールで作業するときにも同様に表示されます。

メジャー

表またはグラフのメジャーを選択するには、「メジャー」タブを使用します。「使用可能なメジャー」ペインから「選択したメジャー」ペインにメジャーを移動します。 選択したメジャーによって、他のタブの内容が決まります。 メジャーのディメンションによって、「階層」タブで使用可能なディメンションと「メンバー」タブのディメンション・メンバーが決まります。 たとえば、メジャーに「製品」、「組織」および「時間」ディメンションがある場合、それらのディメンションとその階層は他のタブに表示されます。 「ツリー・ビュー」アイコンまたは「リスト表示」アイコンを使用して、使用可能なメジャーをメジャー・グループ別に表示したり、アルファベット順に表示できます。

メジャーは、通常、名前付きの時系列の値として、「顧客」、「組織」、「製品」、「サプライヤ」および「リソース」の各ディメンションの特定の共通部分における次の情報を表します。

  • 履歴パフォーマンス(記帳履歴) このメジャーは、供給プランニングには適用されません。

  • 将来の見込み(出荷予測)

  • 総マージン率などのキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)、または見積使用可能残高などの導出された計算

プランニング・プロセスでは、下位レベルから上位レベルにメジャー・データが集計されるか、必要に応じて、同じレベルの他の値からKPIが計算され、計算が導出されます。 また、プランニング・プロセスでは、集計レベルで行われた更新を下位レベルの影響を受けるセルに割り当てるか配布することもできます。 メジャーは、インチ、ドル、キロ、リットルなど、様々な単位で表すことができます。 コンテキストに応じて、異なる単位でメジャーを表示、更新または比較できます。 プランニング・プロセスでは、異なる単位や異なる通貨(通貨額の場合)間の値の換算が可能です。

プランがアーカイブされると、アーカイブされた期間からメジャーを取得して、プラン表に表示できます。 詳細は、アーカイブ済期間からのプランニング・メジャーの表示のトピックを参照してください。 ただし、「需要と供給プラン」の場合は、需要履歴バケット・オプションによってアーカイブ期間が表示されるかどうかが決まります。

ノート: テキストベースのメジャーはグラフではサポートされていません。グラフの構成時に、セレクタ・ツールの「メジャー」タブの「使用可能なメジャー」ペインには表示されません。

階層

表やグラフで包含または除外するディメンション、階層およびレベルを選択するには、「階層」タブを使用します。

各ディメンションについて、グラフまたは表に含める階層およびレベルを選択します。 「表示」列のボックスを選択すると、そのディメンションが表またはグラフに含まれます。 使用可能な階層を表示するには、ディメンションを展開します。 階層のレベルを表示するには、階層を展開します。 レベルを選択すると、それが表またはグラフに含まれます。 複数のレベルを選択した場合、デフォルトでは、最上位レベルが表またはグラフに表示されます。 選択したすべてのレベルが表示されるまで、表またはグラフの各レベルを展開できます。 「関連付けられていないデータの表示」チェック・ボックスによって、表またはグラフ内の特定のディメンションに関連付けられていないメジャー値が非表示になるか、表示されるかが決まります。 たとえば、「出荷予測」と「正味リソース可用性」が表に含まれているとします。 「出荷予測」には、ディメンションとして製品、組織および時間があります。 「正味リソース可用性」には、ディメンションとしてリソース、組織および時間があります。 チェック・ボックスが選択されている場合、「出荷予測」行を表示すると、「リソース」列に「関連付けなし」という単語が表示されます。

ハイブリッド時間階層を使用する需要プランの場合、「プラン・オプション」ページの「スコープ」タブでプランニング・カレンダとして選択された階層のみが、「ハイブリッド時間階層の作成」スケジュール済プロセスの実行時に作成された他の対応するハイブリッド時間階層とともに、時間ディメンションに表示されます。

ハイブリッド時間階層のレベルは1つのみ選択できます。

メンバー

ディメンション・メンバーを手動で選択するには、「メンバー」タブを使用します。「使用可能なメンバー」ペインから「選択したメンバー」ペインにメンバーを移動します。 このタブでディメンションについて選択を行わなかった場合、グラフまたは表には、「階層」タブで選択した最上位レベルから始まるディメンションが表示されます。 たとえば、「階層」タブで「四半期」と「月」を含む「グレゴリオ暦」階層を選択した場合、グラフまたは表にはすべての四半期が表示されます。それぞれの四半期に、その月にドリルダウンするためのアイコンがあります。

メジャー・フィルタ

「メジャー・フィルタ」タブを使用して、指定した基準を満たすディメンション・メンバーの組合せ全体で、結果をメジャー値に基づいてフィルタします。 メジャー・データをフィルタすれば、そのメジャーで選択したディメンションのメジャー基準を満たす複数ディメンションの組合せのみを返すことができます

ノート: リストされるメジャーは、時間によってディメンション化されていないデータ型番号、通貨またはパーセントのメジャーです。 時間でディメンション化されたメジャー、日付およびテキストのデータ型のメジャーはリストから除外されます。 オーダー構成(CTO)メジャーが表に含まれている場合は、「メジャー・フィルタ」タブが使用不可になります。

表またはグラフを作成または編集するときは、「メジャー」、「階層」および「メンバー」タブで選択します。 次に、「メジャー・フィルタ」タブで、「品目」と「顧客」などのディメンション選択の組合せ全体に適用するメジャー基準を指定します。 指定したメジャー基準を満たす組合せのみが表またはグラフに表示されます。

メジャーを固定値または他のメジャーと比較でき、複数のメジャー条件を適用できます。

  • 複数のAND条件を使用できます

  • 複数のOR条件を使用できます

  • AND条件とOR条件の組合せは使用できません。

「リンクの管理」ダイアログ・ボックスでは、表やグラフのメジャー・フィルタを、リンクされている表やグラフに適用できます。 リンク先の表、グラフまたはレイアウト・タブで、「メジャー・フィルタを含む」チェック・ボックスを選択します。 このチェック・ボックスは、「ユーザー指定パラメータを渡す」チェック・ボックスを選択した後に有効になります。

レイアウト

「レイアウト」タブを使用して、表、グラフまたはタイルの書式を整えます。 表、グラフおよびタイルの主要なレイアウト・オプションは次のとおりです。

  • 表: 表レイアウト・オプションを使用して、ディメンションをドラッグ・アンド・ドロップして表レイアウトを変更し、ドリル設定を構成します。

  • グラフ: グラフ・レイアウト・オプションを使用して、グラフ・タイプを選択し、選択したグラフ・タイプの書式設定オプションを選択します。 「フィルタ」セクションでは、グラフに表示するフィルタ基準を指定できます。

  • タイル: タイル・レイアウト・オプションを使用して、グラフ・タイプを選択し、作成しているタイルのコンテンツ領域に表やグラフを追加します。

比較オプション

「比較オプション」タブは、表およびグラフにのみ適用されます。 「比較オプション」タブでは、現行プランをアーカイブ・バージョンや代替プランと比較できます。 このタブを使用して、時間が経つにつれて特定のメジャーがどのように変化しているかを比較します。 「比較オプション」タブには、「ウォーターフォール分析」、「トレンド分析」および「プラン比較」の3つのセクションがあります。

ノート: 「比較オプション」タブは、Oracle Planning Central作業領域では使用できません。
  • 「ウォーターフォール分析」セクションでは、表またはグラフ内の選択したメジャーをアーカイブされたプランと比較できます。

    プラン・アーカイブ・プロセスをスケジュールしている場合、「MAPE計算の使用」チェック・ボックスを選択します。 平均絶対誤差率(MAPE)計算では、オンデマンド・アーカイブではなくシステム管理者アーカイブが使用されます。

    「使用するメジャー・アーカイブ」リストで、参照するアーカイブを1つ以上選択します。 週数は、アーカイブが作成されてからの期間を表します。 プランニング・プロセスでは、アーカイブを使用する場合に次のロジックが使用されます。

    • 正確な日付と一致させます。 複数のバージョンのアーカイブがウォーターフォール時間枠内にある場合は、最も近い最新バージョンを使用します。

    • 正確な日付と一致するバージョンがない場合は、範囲内、つまり、選択した週次ウォーターフォール時間枠の+3/-3日、または月次アーカイブの+15/-15日内で最も近いバージョンを使用します。

    • 選択した週次ウォーターフォール時間枠の+3/-3日、または月次アーカイブの+15/-15日内に一致するバージョンがない場合は、何も返されません。

    たとえば、4週間前を選択した場合、プランニング・プロセスでは本日の日付(たとえば、3月6日)から前の4週間のアーカイブを検索します。 アーカイブが月レベルで格納され、2月5日に何も検出されない場合、プランニング・プロセスでは+15/-15日内の最新アーカイブを検索します。

  • 「トレンド分析」セクションでは、参照するアーカイブの数を指定できます。 プランニング・プロセスにより、最新のアーカイブが選択されます。 たとえば、5つのアーカイブがあり、番号5が最新のアーカイブで、「含める前のバージョンの数」フィールドで3を選択したとします。 プランニング・プロセスにより、アーカイブ番号5、4、3が比較のために選択されます。 「ウォーターフォール分析」と「トレンド分析」の違いは、「ウォーターフォール分析」では、選択した各時間枠内に作成された比較対象のアーカイブを選択できることです。 「トレンド分析」では、比較するアーカイブの数を選択できますが、比較には最新のアーカイブのみが使用されます。

  • 「プラン比較」セクションは、比較対象として考慮するアーカイブされたプランと代替プランの両方に関連します。 比較対象の表またはグラフに表示する差異のタイプを選択できます。 たとえば、差異をパーセントで表示するか、絶対パーセントで表示するか選択できます。