VMIアナリストの管理方法

Oracle Supply Chain Collaborationを使用する場合、外部のサプライヤと作業するため、他のOracle Fusionアプリケーションでは一般的に使用しないセキュリティ設定のプロファイルが必要になります。ベンダー管理在庫(VMI)アナリストを作成および管理し、組織およびサプライヤ・コンテキストごとに企業データ・セキュリティを設定することで、特定のVMI関係の補充データに対する適切なアクセス権をVMIアナリストに関連付けることができます。

サプライ・チェーン・コラボレーションではデータセキュリティの2つのモードをサポートしています。

排他的なデータ・アクセス: ユーザーは明示的に権限が付与されたデータにのみアクセスできます。排他アクセス・モードは制限的です。すべての関係が機密であり、ユーザーに対してアクセス権を明示的に付与する必要がある場合は、排他アクセス・モードを使用します。これは、VMIのデフォルトのアクセス動作です。
包括的なデータ・アクセス: ユーザーは、明示的に権限が付与されたすべてのデータ、および他のユーザーが1人も割り当てられていないデータにアクセスできます。関係のほとんどにユーザーがアクセス可能であり、一部が機密性の高い関係である場合は、包含アクセス・モードを使用します。

データ・アクセスの詳細は、製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください。

「VMIアナリストの管理」ページで、次の処理を実行できます。

VMIアナリストの検索
新規VMIアナリストの作成
VMIアナリストの変更
VMIアナリストの削除

ノート: VMIアナリストを管理するには、サプライ・チェーン・アプリケーション管理者ロールが必要です。

このページは、ベンダー管理在庫データへのアクセスが有効な場合にのみ表示できます。ベンダー管理在庫データ・アクセスの有効化の詳細は、製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください。