ウォーターフォール・レポートの概要
サプライ・チェーン・コラボレーション・プランナは、オーダー予測とサプライヤのコミットメントの時間の経過による変化を理解し、供給の変動に対応してサプライヤの責任を確保する必要があります。 ウォーターフォール分析は、予測に対するサプライヤのコミットの時間の経過による累積的な効果を評価するために使用されます。 ウォーターフォール・レポートは、コラボレーション・プランナに、ある品目の複数のバージョンにわたって、サプライヤの予測とコミットの順守度合いの品質についての指標を提供します。 Oracle Planning CentralまたはOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningで新しいオーダー予測のバージョンが公開されると、Oracle Supply Chain Collaborationは前のバージョンおよび関連するコミットを、分析とレポート用に保存します。 完全な可視性、バージョン管理、および監査証跡により、企業は取引先とのコラボレーション・プロセスを継続的に改善していくことができます。
サプライ・チェーン・コラボレーションでは、次のウォーターフォール・レポートを表示することができます。
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品目別の関係
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品目別のサプライヤ
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品目別のサプライヤ・サイト
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品目別の出荷先
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品目
ウォーターフォール・レポートでは、品目のプライマリ単位だけでなく代替単位でもオーダー予測とコミットを表示できます。 「サプライ・チェーン・コラボレーション - 供給プランニング・リアルタイム」サブジェクト領域の「レポート単位プロンプト」を使用すると、すべてのウォーターフォール・レポートが更新され、選択した単位でオーダー予測とコミットが表示されます。
サブジェクト領域の詳細は、『SCMにおけるTransactional Business Intelligenceのサブジェクト領域』のガイドを参照してください。