サプライヤ・コミット時のバイヤーまたは品目プランナへの通知の送信
この例では、Oracle Transactional Business Intelligence Cloud (OTBI)エージェントは、サプライヤ・コミット時にバイヤーまたは品目プランナに通知できます。 OTBIエージェントは、分析の結果に基づいて、アラートまたはEメールを分析し、バイヤーやプランナなどの認可ユーザーに送信するようにスケジュールできます。
分析例「バイヤーへのサプライヤ・コミット不一致通知」を使用して通知オプションを調査できます。 この例は、Oracle Transactional Business Intelligenceカタログ(「共有フォルダ」→「サプライ・チェーン管理」→「サプライ・チェーン・コラボレーション」→トランザクション分析サンプル→「供給プランニング」→レポート・コンポーネント)にあります。
この分析例では、サプライヤが直近の1時間以内に予測をコミットし、任意のオーダー予測の予測に対する現在のコミット率が100未満の場合に、バイヤーに通知が表示されます。
分析例「バイヤーへのサプライヤ・コミット不一致通知」を使用するステップを見てみましょう。
エージェントの作成
エージェントを作成するには、次の手順を実行します。
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「Oracle Transactional Business Intelligence」作業領域で、「新規」をクリックし、「エージェント」を選択します。
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「エージェント」ページの「一般」タブで、「実行者」を「受信者」に設定します。
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「スケジュール」タブで、エージェントを選択し、60分ごとに実行するようにスケジュールします。
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「条件」タブで「設定」を「条件を使用」に設定し、「バイヤーへのサプライヤ・コミット不一致通知」分析を選択して、条件で「行数が次の場合はTrue」が0より大きい数字に設定されていることを確認します。
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この例では、「配信コンテンツ」タブで、通知に表示する件名を入力し、「コンテンツ」を「条件分析」に、「配信」を「結果を直接配信」に設定します。
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「受信者」タブで「エージェント条件に使用されている分析から受信者を取得します」を選択し、「受信者を含む列」にバイヤー・ユーザー名を追加して、「エージェントを実行しているユーザーに関連する行のみを返します」を選択します。
ノート: 「エージェント条件に使用されている分析から受信者を取得します」エージェント機能を使用するには、BI管理者ロールが必要です。ノート: 通知が正しく機能するためには、エージェントで正しいユーザーに解決されるように、分析でユーザー名が大文字に変換されている必要があります。
通知の調整
コミット日とエージェント・スケジュールの分析フィルタを設定することで、バイヤーにサプライヤ・コミットが通知される頻度を調整できます。
プランナに通知する場合は、プランナを含めるように分析を更新し、バイヤーを削除して、エージェントの受信者をプランナのユーザー名に更新できます。
予測パーセント・フィルタへのコミットの調整
分析に「予測パーセントへの現在のコミット」フィルタを設定できます。 たとえば、予測へのコミットが75%未満である場合のみ通知する場合は、分析の「予測パーセントへの現在のコミット」フィルタを75未満に変更できます。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイドを参照してください。