ファイルベース・データ・インポートによる標準原価のインポート
標準原価インポートのオープン・インタフェースを使用して、外部ソースから原価管理に標準原価をインポートできます。 ロードが完了したら、「標準原価インポート例外の管理」ページの「原価会計」作業領域で、データを表示します。
「標準原価のインポート」をクリックし、「標準原価のインタフェース」プロセスを使用してデータを検証します。 検証プロセスで発生したエラーは「標準原価インポート例外の管理」ページで確認できます。 エラーが発生した場合は必要な訂正処理を実行し、「標準原価のインタフェース」プロセスを再実行します。
検証が完了すると、データは「標準原価インタフェース」表と、原価会計内の「標準原価の管理」ページにロードされます。
ファイルベース・データ・インポートの詳細は、Oracle Supply Chain Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドで、標準原価のインポートに関する章を参照してください。
ファイルベース・データ・インポートを使用してデータをインポートする前に、次のタスクを完了します。
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「設定および保守」作業領域で原価会計の「デフォルト原価プロファイル」を設定し、「新規品目プロファイル作成」オプションを「自動」に設定します。
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「設定および保守」作業領域で「評価ユニットの管理」タスクを使用して、評価ユニットを設定します。 CSVファイル用に必要な評価ユニット・コードをノートにとります。
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「設定および保守」作業領域で「原価要素の管理」タスクを使用して、原価会計の間接費原価要素を設定します。
ファイルベース・データ・インポートによる標準原価のインポート手順
ファイルベース・データ・インポートを使用して標準原価をインポートするには、次のステップを実行します。
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「原価会計」作業領域で、「原価シナリオの管理」タスクをクリックします。
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「追加」アイコンをクリックして原価シナリオを作成します。
CSVファイル用に必要なシナリオ番号をノートにとります。
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標準原価インポートのファイルベース・データ・インポート・テンプレートを開きます。
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スプレッドシートの指示を使用して、「標準原価ヘッダー」タブと「標準原価詳細」タブに入力します。
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「下記のCSVファイルの生成」タブの「CSVファイルの生成」をクリックします。
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「スケジュール済プロセス」作業領域から、「標準原価のインタフェース」プロセスを実行します。
このプロセスでは、データを検証し、必要な原価プロファイルを作成し、原価を「標準原価の管理」ページにインポートします。
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「標準原価インポート例外の管理」ページの「原価会計」作業領域で、インポートされたデータを確認します。
ステータスが「エラー」のすべての原価を修正して、「標準原価のインポート」をクリックします。
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原価シナリオを公開して、原価計算トランザクションで原価を使用できるようにします。