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作業オーダー原価のレビュー

「作業オーダー原価のレビュー」ページで、プロセス製造およびショップ型製造の作業オーダー原価をレビューできます。 入力、出力、廃棄の原価および標準原価差異を含め、仕掛残高の会計トランザクションが表示されます。

作業オーダー原価をレビューするには、次のステップを実行します。

  1. 「ナビゲータ」メニューから「原価会計」を選択します。

  2. 「タスク」パネルで「作業オーダー原価のレビュー」を選択します。

  3. 原価組織別に作業オーダー・レコードを検索します。 原価台帳、工場、出力品目、作業オーダー番号、作業オーダー・ステータスでフィルタリングすることもできます。 次の表で、フィールドについて説明します。

フィールド

摘要

WIP残高

仕掛残高は、入力およびリソース原価の合計から完了および廃棄原価を差し引いた値と同値です。

差異率

出力原価に対するパーセントとしての実績原価と標準原価との差異。

廃棄率

合計作業オーダー原価に対するパーセントとしての廃棄原価。 廃棄評価および廃棄会計の処理は、組織の原価プロファイル設定によって決定されます。 詳細は、製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください。

廃棄原価は、次の算式を使用して計算されます。

廃棄原価= (この工程を介して累積される合計原価)×(廃棄数量÷バッチ数量)

原価台帳通貨での金額。

工程および原価要素レベルでの入力およびリソースの値。

工程完了数量

完了および返品の合計数量。

原価配賦ファクタ

プロセス製造トランザクションの製品原価は、プライマリ製品、副製品および副産物の作業定義で定義された原価配賦ファクタに基づいて計算されます。 作業オーダーのクローズ前に処理されたすべての製品完了には、品目の原価プロファイルに対して定義された「暫定完了」設定に基づいた見積原価が使用されます。 作業オーダーがクローズされると、実績製品原価の計算に原価配賦ファクタが使用されます。 原価配賦ファクタの設定は次のとおりです。

  • 固定。 品目の標準原価は、暫定完了の原価計算に使用されます。 原価配賦ファクタを「固定」に設定する場合、出力品目の標準原価を作成する必要があります。

  • パーセント。 原価配賦ファクタが「パーセント」に設定されている製品には、次の算式が使用されます。

    パーセント= (この工程を介して累積される合計原価-この工程で報告された廃棄)×原価配賦ファクタ)÷生産数量。

「差異金額」タブで差異詳細を表示できます。 次の差異タイプに関する情報が表示されます。

  • 資材レート差異

  • 歩留差異

  • ジョブ・クローズ差異

  • バッチ・サイズ差異

  • 使用量差異

  • 効率差異

歩留差異は、プロセス製造作業オーダーに使用されます。 歩留差異を計算するための式は、次のとおりです。

歩留差異= (実績レポート済数量-計画スケール数量)×製品の標準原価