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制約付き供給プランのオーダーベース例外の構成

制約付き供給プランで使用するオーダーベース例外をユーザー定義例外として構成できます。 このトピックでは、制約なし供給プランで使用できる事前定義済オーダーベースの例外について説明します。これらの事前定義済例外は制約付き供給プランでは使用できません。

オーダー・ベースの例外の構成

次の一般的な手順に従って、制約付き供給プランのオーダー・ベースの例外を構成できます。

  1. 制約付き供給プランを開き、「供給および需要」表にアクセスします。

  2. 「検索」セクションで「拡張」ボタンをクリックします。

  3. 「フィールドの追加」ボタンをクリックし、値リストからオーダー属性を選択します。

  4. オーダー属性の条件および値を定義します。

  5. 検索を保存するには、「保存」ボタンをクリックします。

    1. 「保存済検索の作成」ダイアログ・ボックスで、名前を入力します。

    2. 「OK」をクリックします。

  6. 「供給および需要」表で、「検索」をクリックします。

    「供給および需要」表に、定義した条件に一致するレコードが表示されます。

次の各項では、制約付き供給プランに対して構成できるユーザー定義例外について詳しく説明します。

期限超過販売オーダー

制約なし供給プランでは、販売オーダーの予定日がプラン範囲開始日より前であることが検出されると、プランニング・プロセスによって「期限超過販売オーダー」例外が生成されます。 期限超過販売オーダー明細とは、予定日がプラン範囲開始日より前である販売オーダー明細です。

期限超過販売オーダーの例

制約付き供給プランで数量が満たされていない需要を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「供給および需要」表を開きます。

  2. 「検索」セクションで「拡張」ボタンをクリックします。

  3. 「フィールドの追加」ボタンをクリックし、「期限超過日数」を選択します。

  4. 「オーダー・タイプ」フィールドで次を実行します。

    1. 演算子を「次と等しい」に設定します。

    2. 値として「販売オーダー」を選択します。

  5. 「期限超過日数」フィールドで、次を実行します。

    1. 演算子を「次より大きい」に設定します。

    2. 値を0 (ゼロ)に設定します。

  6. 「検索」ボタンをクリックします。

    「供給および需要」表の「検索結果」セクションに、すべての期限超過販売オーダーが表示されます。

予測の遅延補充

プランニング・プロセスは、遅れて充足される非依存需要予測にペグされる供給を検出すると、「予測の遅延補充」例外を生成します。 この例外により、どの供給が遅延予測に対してペグされているかをすばやく検出できます。

販売オーダーはプランの実行時までに充足されていないと「期日超過」になります。 つまり、販売オーダーの当初期日がプラン開始日より前である状態です。 この例外は通常、資材制約、リソース制約またはプランニング・タイム・フェンスが原因で発生します。

制約付き供給プランの予測のすべての遅延補充を表示する例を見てみましょう。次の条件を使用します。

  • コンポーネントCが最終品目Fに供給されます。

  • 最終品目Fに期日がDay 17の予測があります。

  • 製造上の制約があり、コンポーネントが使用可能になるのはDay 16です。 その結果、最終品目Fの資材使用可能日はDay 20です。

予測の遅延補充の例

この例では、資材の入手が期日に間に合いません。 そのため、プランニング・プロセスで最終品目Fに対して「予測の遅延補充」例外が生成されます。

制約付き供給プランの予測のすべての遅延補充を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「供給および需要」表を開きます。

  2. 「検索」セクションで「拡張」ボタンをクリックします。

  3. 「フィールドの追加」ボタンをクリックし、「遅延日数」を選択します。

  4. 「オーダー・タイプ」フィールドで次を実行します。

    1. 演算子を「次と等しい」に設定します。

    2. 値として「予測」を選択します。

  5. 「遅延日数」フィールドで、次の手順を実行します。

    1. 演算子を「次より大きい」に設定します。

    2. 値を0 (ゼロ)に設定します。

  6. 「検索」ボタンをクリックします。

    予測のすべての遅延補充が「供給および需要」表に表示されます。

販売オーダーの遅延補充

プランニング・プロセスは、販売オーダー明細の供給の期日が販売オーダー明細の予定日より後であることを検出すると、「販売オーダーの遅延補充」例外を生成します。 つまり、「資材使用可能日」が「提示期日」より後の状態です。 この例外は通常、次の問題が原因で発生します。

  • リソース制約があります。

  • プランニング・タイム・フェンスが有効です。

  • 予約済供給が遅延で確定されています。

制約付き供給プランの販売オーダーのすべての遅延補充を表示する例を見てみましょう。次の条件を使用します。

  • コンポーネントAが最終品目Bに供給されます。

  • 最終品目Bのプランニング・タイム・フェンスはDay 20です。

  • 最終品目Bに期日がDay 10の販売オーダーがあります。

  • 品目Bのプランニング・タイム・フェンスにより、品目BをDay 20より前に計画できません。 その結果、最終品目Bの資材使用可能日はDay 20です。

販売オーダーの遅延補充の例

この例では、資材の入手が期日に間に合いません。 その結果、最終品目Bに対して「販売オーダーの遅延補充」例外が生成されます。

制約付き供給プランの販売オーダーのすべての遅延補充を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「供給および需要」表を開きます。

  2. 「検索」セクションで「拡張」ボタンをクリックします。

  3. 「フィールドの追加」ボタンをクリックし、「遅延日数」を選択します。

  4. 「オーダー・タイプ」フィールドで次を実行します。

    1. 演算子を「次と等しい」に設定します。

    2. 値として「販売オーダー」を選択します。

  5. 「遅延日数」フィールドで、次の手順を実行します。

    1. 演算子を「次より大きい」に設定します。

    2. 値を0 (ゼロ)に設定します。

  6. 「検索」ボタンをクリックします。

    販売オーダーのすべての遅延補充が「供給および需要」表に表示されます。

期限超過オーダー

プランニング・プロセスは、オーダー期日がプラン範囲開始日より前である購買オーダー、転送オーダーまたは作業オーダーを検出すると「期限超過オーダー」例外を生成します。 オーダーが確定の場合、プランニング範囲開始日を超えるすべての工程がスケジュールされるため、プランニング・プロセスでオーダーの確定期間が維持されます。 確定されていない供給オーダーの場合、プランニング・プロセスは「要納期先送りオーダー」例外メッセージも発行されます。

期限超過オーダーの例

「期限超過日数」例外の計算は次のとおりです。

プラン開始日 - オーダーの当初期日(プラン開始日がオーダーの当初期日より後の場合)

制約付き供給プランの期限超過オーダーを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「供給および需要」表を開きます。

  2. 「検索」セクションで「拡張」ボタンをクリックします。

  3. 「フィールドの追加」ボタンをクリックして、次の属性を検索セクションに追加します。

    • 旧期日

    • 期限超過日数

    • 処理

  4. 「検索」セクションの次のフィールドに演算子と値を設定します。

    フィールド

    演算子

    ノート

    オーダー・タイプ

    次と等しい

    すべての供給

    該当なし

    旧期日

    次と等しくない

    NULL

    計画オーダーはNULLです

    期限超過日数

    次より大きい

    0 (ゼロ)

    該当なし

    処理

    次と等しくない

    取消済

    「取消」以外のすべての値を選択する必要があります

  5. 「検索」ボタンをクリックします。

    すべての期限超過オーダーが「供給および需要」表に表示されます。

失効済ロット品目

プランニング・プロセスは、失効済ロットの発生可能性を検出すると、「失効済ロット品目」例外を生成します。 品目ロットは失効日より前に需要を満たせる可能性があります。 潜在的失効済ロットとは次のようなものです。

  • プランニング範囲にロット失効日があります。

  • ロット失効日より前に使用される需要にペグされていません。

この例外は、完全ロット管理の品目に対して発生します。

この例外のレポートに加えて、プランニング・プロセスによりロット失効日に在庫がフラッシュされる予定です。 このプロセスにより、需要を充足するためにロット失効日後にそのロットが使用されるのを回避できます。

「失効済ロット品目」は「ロット受入日+保管期限日数」で計算されます。

次の例の品目AのロットA001は、期日がロットA001の失効日より前の販売オーダー1のみを満たすことができます。

失効済ロット品目の例

制約付き供給プラン内の失効済ロットを持つすべての品目を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「供給および需要」表を開きます。

  2. 「検索」セクションの「オーダー・タイプ」フィールドで、次を実行します。

    1. 演算子を「次と等しい」に設定します。

    2. 値として、「失効済ロット」を選択します。

  3. 「検索」ボタンをクリックします。

    「供給および需要」表の「検索結果」セクションに、失効済ロットのあるすべての品目が表示されます。

未充足需要数量

プランニング・プロセスは、十分な供給がない場合、「未充足需要数量」例外を生成します。 プランニング・プロセスで供給にペグされた需要が見つかりましたが、供給数量が需要数量を下回っています。 プランニング・プロセスでは、サプライ・チェーン部品構成表のすべてのレベルの需要に対してこの例外が発行されます。

この例外は通常、設定に一貫性がないために発生します。 たとえば、オプション固有の除外が多すぎてどのソースも使用できないと、構成品目をソーシングできなくなります。

制約付き供給プランで数量が満たされていない需要を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「供給および需要」表を開きます。

  2. 「検索」セクションで「拡張」ボタンをクリックします。

  3. 「フィールドの追加」ボタンをクリックし、「未充足需要数量」を選択します。

  4. 「未充足需要数量」フィールドで、次の手順を実行します。

    1. 演算子を「次より大きい」に設定します。

    2. 値を0 (ゼロ)に設定します。

  5. 「検索」ボタンをクリックします。

    充足されていないすべての需要数量が「供給および需要」表の「検索」セクションに表示されます。