変更オーダー承認必須ルール
品目に対して特定の変更が行われた場合、ルールは変更オーダーによる承認を要求できます。
変更オーダー承認ルールは、BPMワークリストを介して定義および管理されます。
承認必須ルールは、これらの変更を品目に対して実行するとトリガーされ、変更内容を新規または変更オーダーまたは既存の変更オーダーに追加します。
承認必須ルールは、次の領域でサポートされています:
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品目
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品目改訂
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品目サプライヤ
品目属性および構成に対する変更は、品目および品目改訂に分類されます。
品目改訂属性および品目サプライヤ関連に対する変更は、品目サプライヤに含まれます。
いずれかのエリアに分類される品目変更に対して承認必須ルールがトリガーされると、そのエリアに該当する品目に対して作成されたすべての変更が変更オーダーに追加されます。
たとえば、品目に対してプライマリ構成が作成された場合に承認を必要とするルールが定義されます。
1つのセッションで品目を直接編集すると、ユーザーは品目レベル属性の値を変更し、その品目のプライマリ構成を作成します。
データの保存時に、新しいプライマリ構造のために承認必須ルールがトリガーされ、ユーザーは新しい変更オーダーを作成するか、既存の変更オーダーに追加するかを尋ねられます。
新しい変更オーダーが作成されるか、既存の変更オーダーが更新されると、品目属性の値の変更が変更オーダーに追加され、必要な承認のプライマリ構成変更も加えられます。
承認必須ルールと承認グループの例
承認は、個々のユーザーから、または事前定義されたユーザー・グループ内の複数のユーザーから行うことができます。 特定の品目改訂や属性、構成に対して個別のルールを実行できるため、属性の変更時に1つのルールが1つのユーザー・グループからの承認を必要とし、別の属性に対する変更には別のユーザー・グループからの承認が必要になります。
たとえば、TestApprovalGroupユーザー・グループのメンバーからの承認を必要とする新しいプライマリ構造ルールです。
品目に対して変更が実施される予定日が日付01/01/2012より後の場合は、承認を必要とする別のルールが定義されています。その場合は、COApprovalSAG承認グループからの承認が必要です
![この図は、条件ブラウザを示しています](images/PIM_BPM_condion_browser.png)