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診断レポートを使用した休眠データの不整合のチェック

品目のライフサイクル中に、変更するビジネス・ニーズにあわせて、品目拡張可能フレックスフィールド(EFF)属性グループの必須でない属性を必須属性に変換するなど、構成を変更できます。

同様に、値のライフサイクル中に、値セットの特定の値を無効化または終了日を設定することもできます。 まれに、これらの構成変更によって既存の品目にデータの不整合が生じることがあります。 たとえば、品目の作成時に、必須でない属性に対してNull値を持つ場合があります。 これを必須属性に変換すると、データが不整合になる可能性があります。 このようなデータの不整合は、品目がOracle Product Hubの標準機能を介してアクセスされるまで休眠します。

また、まれな状況では、技術的な問題のために、単一行EFF属性グループに対して重複したデータ行を持つ品目もあります。

「製品ハブ診断品目の休眠データの不整合」診断レポート(診断テストの実行作業領域で使用可能)を実行して、そのような休眠データの不整合を定期的に確認し、問題を解決して、潜在的なランタイム・エラーを回避できます。

レポートには、必要に応じて解決するためのデータとヒントの詳細を示す次のセクションが含まれています:
  • 必須属性の値が欠落している品目
  • 値が非アクティブ化された品目
  • 単一行EFFのデータ行が重複している品目
  • 翻訳済データのEFF行のデータ行が重複している品目

レポートの各セクションには、データが表として表示されます。 この表をコピーしてワード・プロセッサやスプレッドシートといった互換ツールに貼り付けて、それらのツールのネイティブ機能(ソート、フィルタリング、書式設定など)を利用できます。

特定の属性グループを確認するには、レポートの「属性グループ名」パラメータで属性グループ名を指定します。 値を指定しない場合、すべての属性グループがレポートに含まれます。

属性グループ内の特定の属性を確認するには、「属性グループ名」パラメータで属性グループ名を指定し、レポートの「属性名」パラメータで属性名を指定します。 値を指定しない場合、属性グループのすべての属性がレポートに含まれます。

また、診断テストの実行作業領域で使用可能な「製品ハブ診断 - 品目区分」診断テスト・レポートで、次のセクションを定期的に確認することをお薦めします:
  • 「無効な属性 - 概要」セクション - 休眠データの不整合を排除するため。
  • 「非アクティブ値 - 概要」セクション - 変更オーダーのスタックを回避します。