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検証ルールを使用した変更ポリシーの定義の例

禁止された変更をテストし、検証の重大度を設定することで、変更ポリシーを自動的に適用する検証ルールを定義できます。

シナリオ

次の表は、品目ルール・セットの例と、品目構成に対する変更ポリシーのペアを適用する2つの品目ルールをまとめたものです。

ルールセット・フィールド

ビジネス・エンティティ

品目

ルール・セット名

体系検証ポリシー

ルール・セットのタイプ

検証

関連タイプ

品目区分

関連名

ルート品目区分

最初のルール:

  • 品目の構造名がManufacturingかどうかをテストします。

  • 構造名のテストがtrueと評価される場合は、検証条件で指定された検証(式false)を実行します。

  • 検証条件がfalseと評価された場合、検証は失敗し、重大度のアクション(「承認が必要」)が実行されます

  • したがって、品目の製造体系に変更を加えようとすると、ルールによって変更オーダーの作成と承認が強制されます。

ルール・フィールド

名前

構造ポリシー・ルール1

説明

品目の製造構成の変更には変更オーダーの承認が必要であることを確認します。

「有効なコンポーネント・ルール」チェック・ボックス

チェック・ボックスの選択を解除する必要があります。

重大度

承認が必要

IF式

[Structure].[Structure Attributes].[Structure Name] == "Manufacturing"

検証条件

false

ユーザー・メッセージ

この構成を変更するには、変更オーダーの作成および承認が必要です。

2番目のルール:

  • 品目の構成名がEngineeringで、ライフサイクル・フェーズがDesignであるかどうかをテストします。

  • 構造名のテストがtrueと評価される場合は、検証条件で指定された検証(式false)を実行します。

  • 検証条件がfalseと評価された場合、検証は失敗し、重大度のアクション(「拒否」)が実行されます

  • したがって、ライフ・サイクル・フェーズがDesign(設計)のときに、品目のEngineering(設計)構成に変更を加えようとすると、ルールによって変更が拒否され、変更の発生が防止されます。

ルール・フィールド

名前

構造ポリシー・ルール2

説明

ライフ・サイクル・フェーズが設計の場合、設計体系を変更できないようにします。

「有効なコンポーネント・ルール」チェック・ボックス

チェック・ボックスの選択を解除する必要があります。

重大度

否認

IF式

[Item].[Main].[Life Cycle Phase]=="Design"

検証条件

false

ユーザー・メッセージ

設計ライフ・サイクル・フェーズでは、この構造を変更できません。