ライセンスされた機能

Oracleでは、製品ハブおよび製品ライフサイクル管理(PLM)機能を含むProduct Management Cloud Serviceライセンスを提供しています。 PLMには、Product DevelopmentとInnovation Management、Quality Managementの各モジュールが含まれています。

SCM Cloudサービス、ERP Cloudサービス、Sales and Service Cloudなど、他のクラウド・サービスのライセンスを取得したが、Product Management Cloud Serviceのライセンスを取得していない場合、基本的な品目管理機能のみにアクセスできます。

基本的な品目管理機能は次のとおりです。

タスク	制限事項
品目の作成	品目拡張可能フレックスフィールド(EFF)のないルート品目区分にのみ適用できます。品目サプライヤ関連は許可されていません。スタイルまたはSKU品目は許可されていません。
品目の管理	品目EFFのないルート品目区分にのみ適用できます。品目サプライヤ関連は許可されていません。スタイルまたはSKU品目は許可されていません。一括更新は、基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。
カタログの管理	他のERP、SCMまたはCXアプリケーションで使用するために必要なカタログのみが含まれます。 ERPおよびSCM Cloudサービスでは、ローカリゼーションと財務要件に対応する場合は、次の価格サプリメントが適用されます: Oracle Fusion ERPおよびSCM Cloudサービスのお客様は、製品Management Cloudサービス・ライセンスを必要とせずに、財務または税分類に関連する国固有のローカリゼーション要件を表す機能カタログに加えて、品目マスターに複数の製品カタログを定義できます。高度なカタログ管理機能またはカタログ・セキュリティ、カタログ共有、これらのカタログのルールによるカタログ割当てなどの機能を使用するには、Product Management Cloud Serviceライセンスが必要です。
品目構成の作成	梱包構成は許可されていません。
品目の参照	品目EFFのないルート品目区分にのみ適用できます。一括更新は、基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。
取引先品目の管理
品目関係性の管理	スポーク・システム品目参照は許可されていません。 GTIN関係は許可されていません。
監査レポートの管理	基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。
OTBI	基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。
Webサービス(SOAPおよびREST)	基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。
ファイル・ベース・インポート(FBDIのみ)	基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。
品目区分の管理品目属性グループおよび属性の管理 / EFFの管理(品目の場合)	これらは使用できません。かわりに、デフォルトの品目区分の管理を使用します。
その他の設定タスク	基本品目マスター・オブジェクトにのみ適用できます。

基本的な品目マスター・オブジェクトには、次のものが含まれます:

品目操作(事前定義済)属性
品目DFF
品目改訂
品目添付
関係品目関係性
取引先品目関連
相互参照関係
品目組織関連
品目構成
品目カテゴリ割当
項目カタログ
品目カテゴリ
取引先品目

Product Management Cloud Serviceライセンスより前は、次の2つのライセンスがありました:

Product Hub Cloud Service(Product Hubの機能を含む)
Product Development Cloud Service(製品開発機能を含む)

この2つのライセンスは、後でProduct Management Cloud Serviceという単一のライセンスに統合されました。

Product Hub Cloud Service、Product Development Cloud ServiceまたはProduct Management Cloud Serviceライセンスがある場合は、制限なく、すべての基本品目管理機能にアクセスできます。さらに、次のタスクにアクセスできます:

パックの作成
新規品目要求の管理
変更オーダーの管理
品目ルール・セットの管理
ルール・セット影響の分析
ワークリストの管理
品目バッチの管理
サプライヤ・アップロードのレビュー
スポーク・システムの管理(公開オプションを含む)
インポート・マップの管理(スマート・スプレッドシートを含む)
データ・プール・サブスクリプションの管理
データ・プール・メッセージのレビュー
製品の管理(サプライヤ・ポータル)(Product Hub Portal CloudサービスまたはProduct Management Cloudサービスが必要)
品目区分の管理
品目属性グループおよび属性の管理 / EFFの管理(品目の場合)

ノート: 最後の2つのタスクには、品目区分階層の設定、品目EFFの構成、データ品質の管理、スタイル/SKUの構成が含まれます。

Product Hub Cloud Service、Product Development Cloud ServiceまたはProduct Management Cloud Serviceのライセンスを取得している場合は、「設定およびメンテナンス」作業領域の「製品管理」オファリングで「データ・ガバナンス」および「データ連結」オプションを有効にする必要があります。前述の機能の一部は、これらのオプションが有効になっている場合にのみ正しく機能します。逆に、これらのクラウド・サービスのライセンスを取得していない場合は、これらのオプションを有効にしないでください。

Product Management Cloud Serviceライセンスには、次の高度な機能も含まれています:

品目区分階層(事前定義されたルート品目区分を超える階層)
拡張可能フレックスフィールド(EFF)
データ・セキュリティ
新規品目要求
ワークフローの変更
ワークベンチをインポート
一括更新
監査履歴
高度なカタログ管理
公開フレームワーク
品目ビジネス・ルール
グローバル取引品目番号(GTIN)
スポーク・システム関係
パッケージ階層
グローバル・データ同期ネットワーク(GDSN)サブスクリプション・フレームワーク