サンドボックスの使用に関するベスト・プラクティス
複数のユーザーが、異なるサンドボックスで並行して実装に取り組んでいる場合があります。 そのため、サンドボックスの使用中に競合を回避するには、次のベスト・プラクティスに従ってください。
- サンドボックスを簡単に管理し、システム・パフォーマンスを向上させるには、公開可能サンドボックスの数を常に少なくします。
- 公開可能サンドボックスを使用して、アクティブなユーザーの数を減らします。
- 1人のユーザーが複数のブラウザを開いて同じサンドボックスで作業することがないようにしてください。
- 複数のユーザーが同じサンドボックスで同時に作業しないことをお薦めします。
- 最適なパフォーマンスを得るには、10を超えるサンドボックスを並行して使用しないでください。
- 1つのサンドボックスで多くの構成を加えすぎないようにしてください。 かわりに、小さな構成を別個のサンドボックスで作成して公開します。
- サンドボックスを作成、アクティブ化、公開または終了するたびにサインアウトして再度サインインしてください。 これにより、ユーザー・レベルのキャッシュがクリアされ、最新の構成で作業していることが保証されます。
- パッチが適用される前、またはリリース更新やアップグレードが行われる前にサンドボックスを公開してください。 そうしないと、パッチの適用前に存在していた未公開のサンドボックスは、無効または一貫性のないコンテンツが公開されないように、公開不可としてマークされます。
- ターゲット環境でアプリケーション変更を直接公開しないでください。 ターゲット環境で変更が公開されないようにするには、ターゲット環境で「本番環境でのサンドボックスの公開アクションの制御」プロファイル・オプション(FND_ALLOW_PUBLISH_SANDBOX)をいいえに設定します。
- 本番環境ではサンドボックスを使用しないことをお薦めします。
- システム使用率が低いか、ユーザー・アクティビティが低い期間にサンドボックスおよびカスタム・サブジェクト領域を公開するように計画します。