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フレックスフィールド・セグメントのプロパティ

セグメントに割り当てられた値セットに関係なく、セグメントにはその表示方法や動作に影響を与えるプロパティを設定できます。

次に示す側面を理解することが重要です

  • 表示プロパティ

  • セグメント値に関連したプロパティ

  • 検索に関連したプロパティ

  • セグメントの範囲検証

  • セグメント値のルール検証

  • 命名規則

表示プロパティ

次の表では、表示プロパティについてまとめています。

プロパティ

摘要

有効

セグメントが使用可能かどうか。

順序

他の構成済セグメントとの関連でセグメントが表示される順序。

プロンプト

ユーザー・インタフェースでセグメントのラベルに使用される文字列。

表示タイプ

セグメントを表示するフィールドのタイプ。

選択および選択の解除値

表示タイプがチェック・ボックスの場合の、保存される実際の値。 たとえば、YとNまたは0と1などです。

表示サイズ

フィールドの文字幅。

表示の高さ

表示タイプがテキスト領域の場合に、表示される行数で測定されるフィールドの高さ。

読取り専用

フィールドを、編集可能テキストではなく読取り専用として表示するかどうか。

説明ヘルプ・テキスト

フィールドに表示する、フィールド・レベルの説明ヘルプ・テキスト。 説明ヘルプ・テキストは、フィールド用に備えられたプロンプトを詳しく説明するまたは明快にするフィールド・レベルの説明を表示するために使用します。

説明ヘルプ・テキストが指定されている場合、「ヘルプ」アイコン・ボタンがアプリケーションのフィールドの横に表示されます。 ユーザーが「ヘルプ」アイコン・ボタンの上にカーソルを移動させると、説明ヘルプ・テキストが表示されます。

指示ヘルプ・テキスト

フィールドに表示する、フィールド・レベルの手順ヘルプ・テキスト。

手順ヘルプ・テキストは、フィールドの使用に関する指示を示すために使用します。 手順ヘルプ・テキストを指定すると、ユーザーがフィールドにカーソルを移動すると表示されるフィールド内ヘルプ・ノート・ウィンドウに表示されます。

検索に関連したプロパティ

拡張可能フレックスフィールド・セグメントは、索引付きプロパティを使用した検索で、選択的に必須としてマークを付けることができます。 索引付きプロパティでは、索引付きセグメントにより表される属性に対して検索を実行する前に、ユーザーが値を入力する必要があります。 データベース管理者は、索引付き属性を表すセグメント列に対して索引を作成する必要があります。

セグメントの範囲検証

範囲検証により、フレックスフィールドの2つのセグメント間で算術的な相違を強制できます。 たとえば、製品は出荷前にオーダーされる必要があります。 したがって、オーダー日は出荷日当日またはそれより前でなければなりません。 また、オーダー日のセグメント値は、出荷日のセグメント値以下でなければなりません。 この関係を確認するために範囲検証を使用できます。

範囲検証の条件は次のとおりです。

  • セグメントは、低い値のセグメントと高い値のセグメントのペアで範囲検証に対して構成する必要があります。

  • 両方のセグメントは同じデータ型にする必要があります。

  • 両方のセグメントは、キー・フレックスフィールド内の同じ構成の部分、または付加フレックスフィールドあるいは拡張可能フレックスフィールド内の同じコンテキストの部分である必要があります。

  • 低い値のセグメントは、高い値のセグメントよりも低い順序番号である必要があります。

  • 範囲検証の対象でないセグメントが範囲検証のペアの間に存在できますが、範囲検証のペアを重複させたりネストさせたりすることはできません。

同じフレックスフィールド内に、必要な数だけ範囲検証のペアを構成できます。 アプリケーションは範囲検証を自動的に検出して、定義したセグメントのペアに順序どおり適用します。 低い値のセグメントがまず検出され、検出される次の範囲検証セグメントが高い値のセグメントでなければなりません。 これら2つのセグメントが対応するペアと見なされます。 低い値と高い値は等しくてもかまいません。

セグメント値のルール検証

付加および拡張可能フレックスフィールド・セグメントの検証ルールにより、属性の検証方法が決まります。 ビジネス・オブジェクトの属性に入力される値は、指定されたフォーマットに一致しているか、値のリストに制限される必要があります。 値セットまたはGroovyバリデータを使用して検証ルールを指定できます。

値セット検証は、グローバル・セグメントとコンテキスト依存セグメントの場合は必須であり、コンテキスト・セグメントの場合はオプションです。 コンテキスト・セグメントの場合、アプリケーションは、コンテキスト・セグメントに照らして値を検証する値セットのかわりに、値を検証することもできます。 ただし、アプリケーションで入力された値は、有効なコンテキスト・セグメント値に厳密に一致している必要があります。 コンテキスト・セグメント値が入力値のスーパーセットまたはサブセットである場合、コンテキスト値を検証するには、表検証の値セットまたは独立の値セットを割り当てる必要があります。

また、Groovy検証を使用して、ビジネス・オブジェクトの特定の属性に対して使用可能な値に関する追加の制限や要件も設定できます。 これは、同じ値セットを使用して複数のセグメントを検証する必要があるものの、それぞれのケースで厳密な検証要件が変わる場合に便利です。 これらのバリデータは、ビジネス・ニーズに基づいて、グローバル・セグメント・レベルまたはコンテキスト・レベルで定義できます。 バリデータにはバリデータ・コード、検証式、エラー・メッセージおよび説明があります。 新しいバリデータを追加した後、「Groovy式ビルダー」アイコンをクリックして、検証式を定義する式ビルダー・ウィンドウを開きます。 Groovy検証は、ユーザーがGroovyバリデータを持つ属性に値を保存しようとするときに実行されます。 Groovy式を基準としたこの属性値の検証に失敗すると、「エラー・メッセージ」列で定義されたテキストがエラー・メッセージとして表示されます。

付加フレックスフィールド・セグメントを構成する場合、初期値の設定に使用する定数を指定できます。 初期値は、使用可能なパラメータにすることができます。 計画済のすべてのセグメントに対して、初期値に使用する定数値またはパラメータがあればそれらをリストします。

命名規則

セグメントの固有のコード、名前および説明を入力します。 これらのプロパティは内部で使用するためのものであり、エンド・ユーザーには表示されません。 セグメントの作成後には、コードは変更できません。

アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)名は、ユーザーに公開されないセグメントの名前です。 API名は、Webサービス、ルール、ビジネス・インテリジェンスを含む様々な統合ポイント内でセグメントを識別するために使用されます。 先頭文字には英数文字のみを使用します。 たとえば、A-Z、a-z、0-9の文字で構成された、数字以外の先頭文字を持つコードを入力します。 スペース、アンダースコア、マルチバイト文字および数字の先頭文字の使用は許可されません。 セグメントの作成後には、API名は変更できません。