移行の概要

構成をテスト環境(ソース)から本番環境(ターゲット)に移動できます。 Visual Builder Studioを使用して作成したアプリケーション拡張機能でターゲット環境を更新することもできます。

「移行」ページを使用して移行セットを作成し、ソース環境からエクスポートしてターゲット環境にインポートします。移行セットとは、すべての製品ファミリ(Oracle Metadata Servicesリポジトリ、JEDI、CRMおよびBIなど)にわたるすべての構成を含むJARファイルを指します。ソース環境からエクスポートした変更は、ターゲット環境で手動で行った変更とはマージできません。したがって、ターゲット環境を直接構成しないでください。

構成を移行する際に、新しい変更のみをソース環境からターゲット環境に移行することもできます。新しい変更のみを移行する場合は、ターゲット環境をソース環境に登録して両方の環境を同期する必要があります。ターゲット環境を登録すると、インポート用のターゲット環境に移行セットが自動的に設定されます。または、ソース環境から移行セットを手動でダウンロードし、ターゲットに手動でアップロードする必要があります。

移行セットは、ターゲット環境に適用される前に、サンドボックス・インスタンスにインポートされます。このサンドボックス・インスタンス内の構成は、メインラインに適用する前にプレビューできます。

ノート: このトピックでは、Oracle Fusion Cloud Applicationsの「移行」ページを使用したソース環境からターゲット環境への構成の移動を中心に説明します。 Visual Builder Studioを使用して作成されたアプリケーション拡張をターゲット環境に移動する方法の詳細は、「本番環境にデプロイするプロジェクトの設定」および「Oracle Cloudアプリケーション構成の移行」を参照してください。