会話、ソーシャル・オブジェクト、ユーザーおよびグループのリストが拡大した場合は、共通のトピック、プロジェクトまたは問題を対象とするものをまとめて、コレクションと呼ばれる、簡単にアクセスできるリストに編成できます。コレクションとは、共通のアイデア、目標、プロジェクトまたはその他の共通の関心事に関連する会話やウォールに移動するために作成するリンクのリストです。
サプライ・チェーン問題を解決しようとする取組みについて考えます。ベンダーの1つが大企業によって買収されたため、部品の納入に、予期しなかった遅れが発生しました。早期納入、代替調達先、依存回避計画など、考えられる対処方法についての一連の会話を開始しました。リストの拡大に伴い、同僚が作成する膨大な会話の中に、これらの関連する会話が埋もれないようにすることが必要になりました。
そこで、コレクションを使用します。リソース調達というコレクションを作成し、そのコレクションに、関連する作成済の会話を追加します。製品チームのメンバーと、調達の主なユーザーを追加します。そのウォールに「調達の遅れを回避しよう」というメッセージを投稿し、新規メンバーシップにフラグを設定して注意を喚起します。他の同僚は、海外、ローカル・ソース、再設計協議会という、独自の関連する会話を作成してコレクションに追加します。
関連するすべてのディスカッションを確認する場合は、コレクションに移動し、プロジェクトに関連する個々の会話に1箇所から効率的にアクセスできます。
コレクションを作成するとき、その目的を簡単に識別できるように、わかりやすい名前を付けることができます。コレクションには会話やウォール(ユーザーのウォールおよびグループ・ウォールを含む)を追加できます。また、ソーシャル・オブジェクトや他のコレクションをコレクションに追加して階層を作成することもできます。
チームやその他の関係者と協力してリソースの問題の解決を進めるうちに、主に次の3つの作業領域があることが判明しました。
当初の調達先の問題解決支援
別の調達先の確保
依存回避のための再設計
これらの各作業のリーダーは、リソース調達の下に、アウトリーチ、再ソーシングおよび再設計の検討という独自のコレクションを作成します。特定の作業に関連する会話やウォールはそこにそれぞれ追加し、リソース調達からは削除します。これで、リソース調達コレクションを開くと、各領域に関連するすべての会話およびウォールへのリンクを含む3つのサブコレクションが表示されるようになりました。
階層で作成できるレベルに制限はありません。