ソーシャル・オブジェクトとは、Oracle Social Networkにマップされるビジネス・アプリケーションまたはビジネス・プロセス内のレコードです。このようなレコードは、Oracle Social Networkに表示される場合はソーシャル・オブジェクトと呼ばれます。
アプリケーション管理者は、特定のタイプのすべてのビジネス・オブジェクトが自動的にソーシャル・オブジェクトとなるように設定できます(ただし、その他のタイプのビジネス・オブジェクトについては、ユーザーが「共有」ボタンをクリックして明示的にソーシャル・オブジェクトに変換する必要があります)。
では、注意が必要な理由は何でしょうか。Oracle Applications Cloud CRMシステムに、BigSaleという名前の商談が存在する場合を考えてみます。BigSale商談レコードをソーシャル・オブジェクトとしてOracle Social Networkで公開します。ここでは、ディスカッション、意思決定およびプランをBigSaleの関連アイテム・リストに直接追加し、簡単に見つけられるようにできます。
ソーシャル・オブジェクトに関連付けられている会話(そのウォール)に投稿し、進捗を報告したり、自分のステータスまたはオブジェクトに関連するその他すべてを全員に知らせることができます。
関係するすべてのチームを含むコラボレーション・プロセスを介して、アカウントをある状態から次の状態へ(たとえばオープンから保留中、クローズへと)進めることもできます。
Oracle Applications Cloudを使用してレコードにアクセス可能なユーザーに加えて、このようなアクセス権を持たないユーザーをソーシャル・オブジェクトのメンバーシップに追加できます。このようにして、ソーシャル・オブジェクトに関連付けられているディスカッション、意思決定およびプランにコントリビュートするタレント・プールを拡張します。