ドキュメントの共有参照を使用すると、ドキュメント・プレビューで別のユーザーの参照アクティビティを表示できます。たとえば、共有参照を使用して、同じドキュメントをプレビューしている他のユーザーとスライド表示を実行できます。
ブラウザ用のOracle Social Networkでは、ドキュメント・プレビューの上にプロファイル・ピクチャの行が表示されます。これらは、自分と同じドキュメントを参照しているユーザーです。これらのピクチャのいずれかをクリックして「共有参照」を選択すると、ドキュメントでのそのユーザーの動きをフォローできます。
他のユーザーは、あなたのピクチャをクリックして、現在あなたが参照している内容を表示できます。したがって、あなたが参照中の場合には他のユーザーにあなたの動きが表示され、あなたが他のユーザーをフォローしている場合にはそのユーザーの動きが表示されます。
ドキュメントを3人で共有参照する例を次に示します。
JohnとJaneの例を見てみましょう。両者は別々のサテライト・オフィスに勤務しています。電話会議に参加中であり、WebバージョンのOracle Social Networkで、第4四半期予測ドキュメントのプレビューをそれぞれ参照しています。
Johnはプレビューのページ1を参照し、Janeはページ5を参照しています。Johnがプレビューの上にあるJaneのプロファイル・ピクチャをクリックし、「共有参照」を選択します。Johnのプレビューには、Janeが現在参照しているページ5が表示されるようになります。Janeがドキュメントをスクロールすると、JohnのビューにはJaneの動きが反映されます。
Johnのビューでは、Janeのプロファイル・ピクチャが自身のプロファイル・ピクチャより大きく表示され、Johnの前の行の先頭に移動されます。これにより、自分がファイル・プレビューのJaneのビューを参照していることがわかります。
JohnはOtisにメッセージを送信して、電話会議に参加するよう招待し、自分とJaneがプレビューしているファイルへのリンクをOtisに送信します。Otisがダイヤルインし、ブラウザを開いて、JohnとJaneが参照しているファイル・プレビューに移動します。次に、プレビューの上にあるJohnのプロファイル・ピクチャをクリックし、「共有参照」を選択します。Otisのビューでは、Johnのプロファイル・ピクチャがOtisとJaneのプロファイル・ピクチャより大きく表示され、行の先頭に移動されます。OtisにはJohnの表示内容が表示されるため、Johnと同様に、OtisにもファイルでのJaneの動きがわかります。
注意: Otisは、必要に応じてJaneのピクチャをクリックすることもできます。複数のユーザーが同じユーザーと共有参照できます。
この3人がドキュメントについてディスカッションし、予測変更について合意します。次のステップを決定したら、それぞれが電話会議から退出します。OtisはJohnのピクチャを再度クリックし、「共有参照の停止」を選択して共有参照セッションを終了します。JohnはJaneのピクチャをクリックし、同じことを行います。
詳細は、他のユーザーとファイルを共有参照するにはどうすればよいですか。を参照してください。