アクセシビリティ機能
アプリケーションで作業する間、スクリーン・リーダーなどの支援技術製品を使用できます。
スクリーン・リーダー・モードでは特定のコンポーネントは異なるレンダリングを行います。たとえば、デフォルト・モードの日付フィールドには日付ピッカーがあります。日付ピッカーを使用して日付を選択するか、手動で日付をテキストとして入力できます。スクリーン・リーダー・モードでは、日付ピッカーがないため、情報はテキストとして入力するのみです。
マウスのかわりにキーボードを使用することもできます。アクセシビリティ機能には次のようなものがあります。
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            ナビゲーション・リンクのスキップ 
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            追加のロールおよび状態ラベル 
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            独立表示 
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            コンテンツ変更のお知らせ 
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            ドラッグ・アンド・ドロップの代替アクション 
ナビゲーション・リンクのスキップ
ページにアクセスして[Tab]キーを押すと、「メイン・コンテンツにスキップします。」リンクが表示されます。このリンクを使用すると、グローバル・ヘッダーをスキップして直接フィルムストリップにナビゲートします。これはページ・タイトルの前のページ・エントリ・アイコンの行です。
追加のロールおよび状態ラベル
スクリーン・リーダー・モードでページにアクセスすると、ロールおよび状態ラベルを含め、メニューやボタンなどの各種のユーザー・インタフェース・コンポーネントのラベルがスクリーン・リーダーによって読み取られます。これらの追加のラベルによって、項目の目的と現在の状態が示されます。場合によって、ロールおよび状態情報に、Web Accessibility Initiative - Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA)標準が利用されています。
独立表示
スクリーン・リーダー・モードで開かれたメニューまたはダイアログ・ボックスは、閉じられるまで、開いているコンポーネント上で独立して表示されます。たとえば、「アクション」メニューを開くと、アクション・メニューの見出しとメニュー項目のみが表示されます。メニュー項目名に加えて、分離された表示に、各項目のコンテキスト情報が示されます。たとえば、各項目にメニュー項目またはメニューが接尾辞として付けられ、これらによってどのサブメニューを開けるかがわかります。ダイアログ・ボックスの場合、分離された表示にも、無効なデータ入力があるフィールドを識別する追加情報などが表示されます。
コンテンツ変更のお知らせ
スクリーン・リーダー・モードでは、WAI-ARIAのライブ・リージョンを使用してアプリケーションにおける変更点をお知らせします。たとえば、ダイアログ・ボックスを開閉したときに、部分的なコンテンツの表示、進行状況インジケータの進み具合、メニューやダイアログ・ボックスの状態の変化を聞くことができます。
ドラッグ・アンド・ドロップの代替
ドラッグ・アンド・ドロップ操作が可能なページでは、別の操作方法もサポートしています。
列をドラッグ・アンド・ドロップして移動できる表内で、「列の順序変更」を「表示」メニューから選択し、選択した項目の順序を移動または変更できます。