オンボーディングおよびトレーニングのためのガイド付き学習の管理

Oracle Guided Learningでコンテンツを作成したら、テストできるようにアプリケーションに適用する必要があります。次に、ガイド付き学習コンテンツをユーザーが使用できるようにします。

Oracle Guided Learningがある場合、Oracle Fusion Cloud Applicationsの使用方法を習得するのに役立つ対話型のガイドなどをオンボーディングおよびトレーニングのために作成できます。たとえば、アプリケーション内で、ガイドによってタスクの各ステップを実行し、どのボタンをクリックするか、およびどのフィールドを入力するかを表示できます。最も重要なこととして、ユーザーはビジネス・プロセスおよびプラクティスに合致した仕方でタスクを実行できます。

ガイド付き学習コンテンツを作成または更新した後の処理は次のとおりです。

  1. 「サイト」レベルで「Oracle Guided Learning有効」(FND_GUIDED_LEARNING_ENABLED)プロファイル・オプションを「はい」に設定します。

    • 「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア管理者プロファイル値の管理」タスクを使用します。

    • これを実行する必要があるのは1回のみです。

  2. ガイド付き学習ツールが選択された状態でサンドボックスをアクティブ化します。

  3. ガイド付き学習コンテンツがアプリケーション内で希望どおりに表示されるように、いくつかの設定を定義します。

    1. 「設定および保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「ガイド付き学習の構成」タスクに移動します。

    2. 「ガイド付き学習の構成」ページで、Oracle Guided Learningを最初に入手したときに提供されたアプリケーションIDを入力します。

    3. アプリケーションに表示するガイド付き学習コンテンツに基づいて、「環境」オプションを選択します。

      • 開発: ドラフトおよび公開済コンテンツ

      • 本番: 公開済コンテンツのみ

    4. 「ロール・マッピング」表で、ガイド付き学習コンテンツを作成した対象のロールを選択します。「従業員」(ORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACT)ロールを持つユーザーに、ガイド付き学習で「従業員」ロールに割り当てたコンテンツを表示するとします。

      • 「アプリケーションで使用されるロール」列にORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACTと入力します。

      • 「ガイド付き学習ロール」列で、「従業員」を選択します。

      アプリケーションで複数のロールを同じガイド付き学習ロールにマップできます。

    5. 必要に応じて、「拡張設定」セクションでカスタムJavascriptを追加して、ガイド付き学習コンテンツの表示や動作を決定します。

    6. 「保存してクローズ」をクリックします。

  4. サンドボックス内で、ガイド付き学習コンテンツをテストします。

  5. ガイド付き学習に戻り、ガイドに変更を加えます。これにはコンテンツをドラフトから公開済へと変更することも含まれます。

  6. 作業が完了したら、そのサンドボックスを公開して、ユーザーがコンテンツを利用できるようにします。

次に新規または変更したガイド付き学習コンテンツがある場合、ステップ2から再度開始します。