カスタム・データ・サイエンス・モデルの作成

カスタム・データ・サイエンス・モデルを作成するには、次のステップを実行します。

データ・サイエンス・モデルの作成

「インテリジェンス・ワークベンチ」ページからモデルを作成できます。

データ・サイエンス・モデルを作成するには:

  1. 右下隅にあるOracleアイコンアプリケーション・ナビゲーション・ボタンのイメージ。Oracle Unityの様々な部分へのアクセスに使用します。をクリックして、ナビゲーション・メニューを開きます。
  2. 「インテリジェンス・ワークベンチ」を選択します。
  3. 「モデル」タブをクリックします。
  4. 「モデルの作成」をクリックします。
  5. 詳細セクションのイメージ

ステップ1: モデル詳細の定義

詳細セクションでは、Oracle Unityでのモデルの表示方法を定義できます。

モデル詳細を定義するには:

  1. モデルの詳細を入力します。
  2. 詳細セクションのイメージ

    • 名前: モデル名を入力します。
    • 摘要: オプションで、モデルの摘要を入力します。
  3. モデル詳細を確認し、「アルゴリズム」をクリックして次のセクションに移動します。

ステップ2: アルゴリズムの選択

アルゴリズムは、モデルを実行するコードです。組込み済みのアルゴリズムまたはカスタム・アルゴリズムを選択できます。カスタム・アルゴリズムの作成についてさらに学習します。

アルゴリズムを選択するには:

  1. アルゴリズム名をクリックして、それを選択します。必要に応じて、ドロップダウン・リストを使用してアルゴリズムのファミリを選択します。

  2. 「アルゴリズムの選択」画面のイメージ

  3. 選択したアルゴリズムを確認し、問合せをクリックして次のセクションに移動します。

ステップ3: 問合せの選択

モデルについて選択した問合せによって、モデル・トレーニングおよびモデル・スコアリング用のデータセットが生成されます。

  • 組込み済みのアルゴリズムを選択すると、アルゴリズムのデフォルトの問合せが自動的にロードされます。デフォルトの問合せを変更できます。

  • カスタム・アルゴリズムを選択した場合、Oracle Unityエキスパート構成ページ(https://[your unity hostname]/data/?root=expertConfig)でトレーニングおよびスコアリングの問合せを作成する必要があります。エキスパート構成ページにアクセスするには、「インスタンス管理」のユーザー・ロールが割り当てられている必要があります。

問合せを選択するには:

  1. 「トレーニングの問合せ」フィールドで、ドロップダウン・リストを使用するか、またはフィールドを検索して、モデル・トレーニングに使用する問合せを選択します。

  2. トレーニングの問合せフィールドのイメージ

  3. 「スコアリングの問合せ」フィールドで、ドロップダウン・リストを使用するか、またはフィールドを検索して、モデル・スコアリングに使用する問合せを選択します。

  4. スコアリングの問合せフィールドのイメージ

  5. 選択した問合せを確認し、マッピングをクリックして次のセクションに移動します。

ステップ4: モデル・マッピング

選択したアルゴリズムに基づいて、Unityデータ・モデルへのモデルの入力と出力のマッピングを確認します。モデル出力のデフォルト・マッピングに必要な更新を行います。

マッピングを構成するには:

  1. 「入力」セクション、およびアルゴリズムの入力属性のマッピングを確認します。このセクションでは変更が許可されていません。

  2. 「入力」セクションのイメージ

  3. 「出力」セクションを確認し、必要に応じて更新します。更新するには、「アクション」列で「編集」編集アイコンのイメージをクリックします。アイテムの更新が完了したら、チェックマークをクリックします。

    出力編集アイコンのイメージ

    1. 「UnityオブジェクトID」列で、デフォルトのオブジェクトIDを確認するか、フィールドをクリックして出力として使用するデータ・オブジェクトの正確な名前を入力します。

    2. 「UnityオブジェクトID」列のイメージ

    3. 「列ID」列で、デフォルトのUnity属性を確認するか、フィールドをクリックして出力として使用する属性の正確な名前を入力します。

    4. 「列ID」列のイメージ

  4. 入力および出力のマッピングを確認し、「スケジュール」をクリックして次のセクションに移動します。

ステップ5: スケジュールおよび通知

モデルのスケジュールおよび通知の設定を構成する必要があります。

「スケジュールと通知」画面のイメージ

  1. モデルのスケジュールを構成します。
    • 定期的にモデルを自動的に実行する場合は、「繰返し」をクリックします。次のジョブの実行がスケジュールされているのに、モデルのジョブがまだ実行されている場合、現在のジョブが完了するまで次のスケジュール済実行は開始しません。同じジョブの2つのスケジュール済インスタンスは同時に実行できません。
    • 必要に応じてモデルを実行する場合は、「オンデマンド」をクリックします。
  2. ジョブが繰返しの場合は、実行する「頻度」「開始時間」および「日」を選択します。
  3. 「通知」フィールドに、ジョブの実行時に通知を受け取る個人のEメール・アドレスを入力します。言語設定でサポートされているすべての言語の文字を使用できます。複数のEメールを指定する場合は、カンマで区切ります。
  4. ジョブが失敗した場合にのみ通知が必要な場合は、「失敗時のみ通知」チェック・ボックスを選択します。

モデルの作成が完了したら、「保存」をクリックします。

変更の公開

モデルを保存した後、「インテリジェンス・ワークベンチ」ページから「公開」をクリックします。

「公開」ボタンのイメージ

変更を公開した後、Oracle Unityは次の処理を実行します。

  • モデルからの出力値を格納する必要なデータ・オブジェクトおよび属性を作成します。

  • 出力値を生成するために実行する必要があるトレーニング・ジョブおよびスコアリング・ジョブを作成します。

出力値を生成するには、トレーニング・ジョブおよびスコアリング・ジョブの実行が必要です。

データ・サイエンス, データ・サイエンス・モデル, データの分析