Oracle SiebelからOracle Object Storageへのデータのエクスポート
Oracle Siebelデータのインポートを設定するには、まずOracle Siebelにログインし、データ・エクスポートを構成する必要があります。
ステップ1: エクスポート・エンジンの選択および構成
エクスポート・エンジンを選択および構成するには:
- Oracle Siebelにログインします。
- ナビゲーション・メニューを開き、「管理 - データエクスポート」を選択します。
- 「エクスポートエンジン」で、次のエンジンおよびパラメータが構成されていることを確認します。
- エンジン名: Siebel - ユニティデータエクスポート
- アダプタ名: CSV エクスポートアダプタサービス
- 有効: Y
- 「ドライバパラメータ」セクションを確認し、必要な更新を行います。
エクスポート・エンジンの選択および構成が完了したら、データ・エクスポート・カテゴリ定義の構成を開始できます。
ステップ2: データ・エクスポート・カテゴリ定義の構成
データをエクスポートする必要があるビジネス・コンポーネント名
エクスポートする必要があるフィールド
データ・エクスポート・カテゴリ定義を構成するには:
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「データエクスポート管理」のドロップダウン・リストをクリックし、「データエクスポートカテゴリー定義」を選択します。
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「エクスポートカテゴリー」で、データのエクスポートに使用するカテゴリを選択または作成します。
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各カテゴリの「BC 名」および「フィルタ仕様」を確認し、正しく構成されていることを確認します。
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カテゴリごとに、「カテゴリーフィールド」セクションを使用して、選択したカテゴリに含めるフィールドを構成します。
ステップ3: データ・エクスポート設定の構成
データ・エクスポート設定を構成するには:
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「データエクスポートカテゴリー定義」のドロップダウン・リストをクリックし、「データエクスポート設定」を選択します。
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「エクスポートエンジン」の情報が正しいことを確認します。
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「カテゴリーを検索」セクションで、「追加」
をクリックします。
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「カテゴリー名」フィールドに、含めるカテゴリの名前を入力します。
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必要に応じて、エクスポート用のカテゴリを引き続き追加します。
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完了したら、「すべてをエクスポート」をクリックします。
データをObject Storageにエクスポートするジョブが開始されます。「エクスポート状況」セクションでジョブのステータスをモニターします。
ジョブが完了したら、Object Storageにログインして、データが正常にエクスポートされたことを確認できます。
増分更新
Oracle UnityにインポートされたOracle Siebelデータが変更(レコードの追加、削除または更新)された場合、更新されたデータはOracle Object Storageにエクスポートされます。Object Storageが更新されたデータを受信するためにかかる時間は、データをエクスポートするOracle Siebelジョブの頻度によって異なります。
更新されたデータのファイル名には「Increment」が含まれます。