Discoveryレポート
Discoveryレポートによって、定義済のオーディエンス、メディア、サイトまたはコンバージョン(フラッドライト・アクティビティ)イベントとの相関性が高いカテゴリを特定できます。このレポートを使用すると、新しいオーディエンスを見つけ出し、キャンペーンの計画中にターゲット・オーディエンスを拡張し、キャンペーン・パフォーマンスを改善し、広告費に対する利益率を高めることができます。このレポートは、オーディエンスがタクソノミ内の30,000以上のデータ・カテゴリとどの程度相関しているかを指し示し、数百万人の購買意向の強い買い物客やキーワード検索者の専用インベントリを含む、Oracle Data Cloud領域全体を活用できるようにします。
Discoveryレポートを使用すると、次のことができます。
- 特定のオーディエンスに基づいた拡大: Audience Discoveryレポートによって、定義済および保存済の特定のオーディエンスとの相関性が高いカテゴリが明らかになります。オーディエンスが見つかる場所、または見つからない場所に関するヒントが提供されます。たとえば、ホテルの部屋を予約する人には、花やギフトを頻繁に購入する傾向もあります。その情報を使用して、他のカテゴリをキャンペーンに含め、オーディエンスのサイズを拡大できます。
- 新規オーディエンスの検出と定義: Audience Discoveryレポートでは、数千の異なるカテゴリに対してセグメントを定義し、また問合せ対象のオーディエンス内のカテゴリのボリュームと指標を参照できるため、新規オーディエンスを検出できます。たとえば、広告主は、購買意向の強い携帯電話購買予定者のオーディエンスを定義し、Audience Discoveryレポートを作成した後、その携帯電話オーディエンスに対して高い正の相関性を持つデモグラフィック・セグメントを探し、携帯電話の購入者のデモグラフィック・プロファイルを検出することができます。これにより、マーケティング担当者は、そのオーディエンスに基づいて広告またはメッセージをカスタマイズできます。
- データにコストを費やすことなく競争上優位な位置付けを支援: RFPに回答するとき、広告代理店は競合他社に対する優位性を必要とします。Audience Discoveryレポートによって、マーケティング担当者がオーディエンスをすばやく理解し発見できる一方、RFP担当者はその同じオーディエンスの興味深い事実や特性を発見できます。
- オーディエンス間の違いを見つけ、オーディエンス・インサイトを推進: 2つの異なるDiscoveryレポートを比較して、2つの異なるオーディエンスに対する理解を深めます。たとえば、Audience Discoveryレポートを使用して、Priusの購入者の男女間の違いを明確にする特徴を見つけます。
- オーディエンス・ソースの比較: このツールを使用して任意のオーディエンスを定義し、それ以外のデータと対比しての説明を試みます。任意のセグメントとOracle Data Cloudプラットフォーム内の他のすべてのデータによって、そのオーディエンスの詳細を把握できます。これにより、インサイトとインテリジェンスが提供されます。
- セールス・ファネル全体にわたる計画: セールス・ファネル全体にわたる計画に役立つ、任意のデータ・ポイントを使用します。たとえば、カリフォルニアの購買意向の強い自動車購買予定者の大体のオーディエンスのサイズを見積もり、メディア計画に含める必要のある予算およびインプレッションを見積もります。
- タグを配置することなく計画: 広告主と会い、どのようなデータプランを彼らに提示すべきかが正確にわかるネットワークを想像してください。たとえば、購買意向の強いブルーレイ・ディスク購買予定者のAudience Discoveryレポートを作成すると、ターゲットすべきオーディエンスを、広告主のコンバージョン・ページにタグを配置することなく把握することができます。Audience Discoveryレポートによって、ネットワークは今までにないデータ計画を作成できます。
Audiencediscoveryレポート、ContainerdiscoveryレポートまたはMediadiscoveryレポートを生成するには、「Analyze」をクリックして、レポートを選択します。