データ権限の管理
データ権限は、Oracle Infinityでユーザーがアクセスできるデータを定義するための特別なフィルタです。たとえば、データ権限では、次のデータに対するアクセスを提供または制限できます。
- 特定のWebサイトに関するデータ
- 特定のビジネス・ユニットのデータ
- 特定の地域のデータ
- 他のグループまたはユーザーのデータ
グループを使用して、ユーザーを特定のデータ権限に関連付ける必要があります。または、権限をユーザーに直接割り当てることもできますが、個々の権限の管理は時間がかかりエラーも発生しやすいため、お薦めしません。
スーパー管理者グループには、データ権限を表示および管理する権限と、他のグループにデータ権限を割り当てる権限があります。
このトピックでは、次の項目について説明します。
データ権限の表示
データ権限の作成
有効なデータ権限には、次のものがあります。
- 一意の名前
- 1つ以上の値を含む1つ以上の式
データ権限を作成するには:
- 設定をクリックします。
- サイド・バーからデータ権限を選択します。
- データ権限の作成をクリックします。
データ権限の作成ダイアログには、右側のボックスにドラッグして、指定した値に一致する場合にアクセスを許可または拒否できるパラメータのリストが表示されます。
- データ権限に追加するパラメータをクリックし、右側のパネルの適切な領域にドラッグします。左上にある検索フィールドを使用してパラメータを検索し、クリックしてドラッグすることもできます。
- 使用可能な演算子を使用してこのパラメータの値を指定するか、このパラメータのデータを制限するかを指定して、パラメータへのアクセスを許可または拒否します。パラメータはいくつでも追加および定義できます。
- パラメータに対するデータ権限の定義が完了した後、レビューと名前をクリックします。
- データ権限に名前および説明を指定します。終了する前にパラメータの編集に戻るには、フィルタの編集をクリックします。
- 終了した後、「保存」をクリックします。
データ権限の変更
データ権限を変更するには:
これで、データ権限をグループに追加して、対応するデータへのアクセスを提供または制限できるようになりました。
データ権限の削除
データ権限を削除するには: