コードを使用した顧客情報のトラッキング

カスタムJavaScriptコードを使用して、顧客に関する情報を収集できます。

カスタム・コードを使用して顧客データを収集するには、次のことを行う必要があります。

  1. データを格納するカスタム属性プレースホルダを定義します。
  2. データを収集するコードを指定します。
  3. リアルタイム・トラッキングを開始できるようにコードを公開します。

ユースケースの例

  • ビデオ・コンテンツを使用して顧客のエンゲージメントをトラッキングするとします。ホームページに表示されるプロモーション・ビデオがあり、その長さは1分(60秒)です。
  • 顧客がビデオを操作したかどうか、再生したかどうか、および次のどれだけの時間を閲覧したかを確認するとします。
    • 0秒
    • 1-10秒
    • 10-20秒
    • 20-40秒
    • 40-60秒

カスタム・コードを使用して顧客情報をトラッキングする手順は、次のとおりです。

  1. メイン・メニューから、「Custom Attributes」を選択します。
  2. トラッキングに使用するカスタム属性を選択します。必要なカスタム属性がリストにない場合は作成します。
    1. カスタム属性を追加します。
    2. 属性の名前(Videoなど)を指定します。
    3. 属性タイプとして「Preset」を選択します。
    4. 値として0、1-10、10-20、20-40および40-60を入力します。
    5. 新しい属性を保存します。
  3. 「Rules」列から、「Add」を選択します。
  4. 「Properties」タブで、ドロップダウン・リストから「Custom Code」を選択します。
  5. 次のJavaScriptコードをコピーして貼り付けます。
  6. このスクリプトを保存します。
  7. 「URL」タブをクリックして、この属性を収集できるページを追加します。
  8. 少なくとも1つのURLを入力し、保存します。
  9. メイン・メニューから、「Publish Center」を選択します。
  10. 公開センターで、編集中のオブジェクトのリストから「Video」属性を探します(「Editing」フィルタを使用します)。
  11. 属性を選択し、公開準備完了としてマークします。「Video」が「Publish Queue」に表示されます。
  12. スクリプトを公開して稼働中にし、トラッキングを開始します。

ノート: カスタム属性スクリプトは、サイトレベル・スクリプトの後に実行されます。