Adobe Analytics
この記事では、Adobe Analyticsレポート内でOracle Maxymiserの要素/バリアントの組合せを使用できるように、Oracle MaxymiserキャンペーンをAdobe Analyticsと統合する方法について説明します。
たとえば、Oracle MaxymiserでA/Bテストを実行し、各バリアントがコンバージョンにどのように影響するかを分析します。これはAdobe Analyticsでトラッキングします。
この統合を有効にする手順は、次のとおりです。
- キャンペーンの「Overview」タブをクリックします。
- 「Add an Integration」をクリックして、「Adobe Analytics」を選択します。
- 「Enable」を選択します。
- eVarコンバージョン変数を入力します(たとえば、eVar25を使用するには25と入力します)。
- Webサイトでカスタム変数s_codeを使用する場合は、そのグローバル変数名を入力します。たとえば、window[s]ではなくwindow[s_tracker]を使用する場合は、s_trackerと入力します。
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                                                            Webサイトでprops (s.prop)またはプロパティ変数とも呼ばれるカスタム・トラフィック変数を使用する場合は、そのs.prop変数を入力します。 
Adobe AnalyticsでのOracle Maxymiserデータの使用方法
統合後、Oracle Maxymiserから選択したeVarに関連するキャンペーン情報が送信されます。このeVarをAdobe Analyticsレポート内で通常どおり使用できます。
AdobeアカウントでeVarを設定するときは、次の構成を選択します。
- Name: わかりやすい名前を入力します(Maxymiser Campaignsなど)
- Type: Text String
- Allocation: Most Recent (最後)
- Expiration: Never
ヒント
- この統合により、eVarにTest Name=Element1:VariantA|Element2:VariantCという形式でキャンペーン情報が移入されます。
- 訪問者のエクスペリエンスがセグメント・ルールに基づいて変更されないかぎり、データはs.tl()リンク・トラッキング・メソッドを使用して、セッションごと、キャンペーンごとに1回のみAdobe Analyticsに送信されます。
- この統合は、手動でコーディングしなくても、URLリダイレクト・キャンペーンでサポートされています。
- QAおよび内部トラフィックをフィルタできるように、データの送信時に次の変更が加えられています。
				- Event Category: Maxymiser QA
- Custom Dimension: Test Name QA=Element1:VariantA|Element2:VariantC