Google Universal Analytics

この記事では、Google Analyticsレポート内でOracle Maxymiserの要素とバリアントの組合せを使用できるように、Oracle MaxymiserキャンペーンをGoogle Universal Analyticsと統合する方法について説明します。

たとえば、Oracle MaxymiserでA/Bテストを実行し、各バリアントがGoogle Analyticsで設定された目標にどのように影響するかを分析します。

この統合の有効化

  1. キャンペーンの「Overview」タブに移動します。
  2. 新しい統合を追加して、「Google Universal Analytics」を選択します。
  3. 「Enable」チェック・ボックスを選択します。
  4. カスタム・トラッカ名を使用する場合は、「Tracker Name」ボックスに入力します。
  5. カスタム・ディメンションを送信する場合は、「Use Custom Dimensions」を選択して、ディメンション番号を入力します。

Google AnalyticsでのOracle Maxymiserデータの使用方法

統合後、Oracle Maxymiserキャンペーン情報をGoogle Analyticsレポートに組み込むことができる方法は2つあります。

オプション1: カスタム・イベントに基づくセグメント

カスタム・セグメントを作成し、次に示すように「Event Category」、「Event Action」および「Event Label」の条件を使用して、キャンペーン名およびエクスペリエンス(要素/バリアント)を指定します。

設定したセグメントは、任意のレポートで使用して、その行動をレポートのメトリックと比較できます。

オプション2: カスタム・ディメンション

統合設定プロセスで使用したカスタム・ディメンションを使用してカスタム・レポートを作成し、様々なエクスペリエンスをレポートのメトリックと比較します。

このレポートでは、カスタム・ディメンションの各値のメトリック(バウンス・レートなど)を分析できます。

ヒント

  • この統合では、次の形式でイベントが送信されます。
    1. Category: Maxymiser
    2. Action: Test Name
    3. Label: Element1:VariantA|Element2:VariantC
    4. Non-Interactive: true (バウンス・レートに影響しない)
  • 訪問者のエクスペリエンスがセグメント・ルールに基づいて変更されないかぎり、データはセッションごとに1回のみGoogle Analyticsに送信されます。
  • この統合は、URLリダイレクト・キャンペーンではサポートされていません。
  • 「Custom Dimension」オプションを使用する場合、カスタム・ディメンションは"Test Name=Element1:VariantA|Element2:VariantC"という形式で設定されます
  • QAおよび内部トラフィックをフィルタできるように、データの送信時に次の変更が加えられています。
    1. Event Category: Maxymiser QA
    2. Custom Dimension: Test Name QA=Element1:VariantA|Element2:VariantC

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