Google Universal Analytics
この記事では、Google Analyticsレポート内でOracle Maxymiserの要素とバリアントの組合せを使用できるように、Oracle MaxymiserキャンペーンをGoogle Universal Analyticsと統合する方法について説明します。
たとえば、Oracle MaxymiserでA/Bテストを実行し、各バリアントがGoogle Analyticsで設定された目標にどのように影響するかを分析します。
この統合の有効化
- キャンペーンの「Overview」タブに移動します。
- 新しい統合を追加して、「Google Universal Analytics」を選択します。
- 「Enable」チェック・ボックスを選択します。
- カスタム・トラッカ名を使用する場合は、「Tracker Name」ボックスに入力します。
- カスタム・ディメンションを送信する場合は、「Use Custom Dimensions」を選択して、ディメンション番号を入力します。
Google AnalyticsでのOracle Maxymiserデータの使用方法
統合後、Oracle Maxymiserキャンペーン情報をGoogle Analyticsレポートに組み込むことができる方法は2つあります。
オプション1: カスタム・イベントに基づくセグメント
カスタム・セグメントを作成し、次に示すように「Event Category」、「Event Action」および「Event Label」の条件を使用して、キャンペーン名およびエクスペリエンス(要素/バリアント)を指定します。
設定したセグメントは、任意のレポートで使用して、その行動をレポートのメトリックと比較できます。
オプション2: カスタム・ディメンション
統合設定プロセスで使用したカスタム・ディメンションを使用してカスタム・レポートを作成し、様々なエクスペリエンスをレポートのメトリックと比較します。
このレポートでは、カスタム・ディメンションの各値のメトリック(バウンス・レートなど)を分析できます。
ヒント
- この統合では、次の形式でイベントが送信されます。
- Category: Maxymiser
- Action: Test Name
- Label: Element1:VariantA|Element2:VariantC
- Non-Interactive: true (バウンス・レートに影響しない)
- 訪問者のエクスペリエンスがセグメント・ルールに基づいて変更されないかぎり、データはセッションごとに1回のみGoogle Analyticsに送信されます。
- この統合は、URLリダイレクト・キャンペーンではサポートされていません。
- 「Custom Dimension」オプションを使用する場合、カスタム・ディメンションは"Test Name=Element1:VariantA|Element2:VariantC"という形式で設定されます
- QAおよび内部トラフィックをフィルタできるように、データの送信時に次の変更が加えられています。
- Event Category: Maxymiser QA
- Custom Dimension: Test Name QA=Element1:VariantA|Element2:VariantC