サブスクリプションの構成要素

サブスクリプションのUIは、「要約」、「パーティ」、「チーム」、「更改制御」および「販売実績」サブタブで構成されます。

要約

「要約」ページには次のリージョンがあります。

  • 概要: 「概要」セクションには、「サブスクリプションの作成」ページの情報が事前に移入されています。さらに、サブスクリプション契約やその他のサポート文書を追加できます。

  • 製品: 「製品」リージョンには、使用可能な、またはサブスクリプションに追加された製品のリストが表示されます。「製品」セクションを使用して、製品をサブスクリプションに追加します。ここでは、対象レベルのあるサブスクリプション製品およびカバレッジ製品の2つのタイプの製品を追加できます。対象レベルのタイプには、資産、製品、パーティ、顧客アカウント、パーティ・サイト、資産グループおよび製品グループがあります。資産は、特定のシリアライズ資産または未シリアライズの資産の場合があります。ラップトップやプリンタなどのシリアライズ資産の場合、資産は常に個別の製品になります。

  • 税管理: 「税管理」リージョンには、税分類コードおよび免税に関連する情報が表示されます。

パーティ

「パーティ」ページに、顧客および担当者情報が表示されます。ここで追加のパーティと担当者を追加および削除できます。デフォルトでは、サブスクリプション作成中に追加されたプライマリ・パーティの詳細が表示されます。プライマリ・パーティは編集または削除できません。

重複するパーティおよび関連エンティティを新しいパーティとマージして置き換え、すべてのサブスクリプションを1つのパーティに統合して追跡を容易にすることができます。パーティおよび関連エンティティ(Oracle Customer Data Managementのアカウントやサイトなど)をマージすると、対応するサブスクリプションが更新され、マージ結果が反映されます。サブスクリプション内で取得したパーティまたは重複したパーティおよびその関連エンティティが、新しいパーティおよびそのエンティティで置換されます。パーティをマージするには、Oracle Customer Data Managementのライセンスが必要です。

パーティおよび関連エンティティのマージ後に更新されるサブスクリプション管理内のフィールドは、次のとおりです。

「サブスクリプション要約」タブ

  • 顧客

  • 請求アカウント

  • 請求先サイト

「製品要約」タブ

  • 請求アカウント

  • 請求先サイト

  • 出荷先パーティ

  • 出荷先サイト

「パーティ」タブ

  • 名前

「更改制御」タブ

  • 組織名

「デフォルト・カバレッジ」タブ

  • デフォルト・レベル値

Oracle Revenue Management、Oracle PricingおよびOracle Taxでは、パーティ・マージをサポートしていません。そのため、パーティ・マージの後に、次のエンティティは更新されません。

  • 免税証明書

  • 収益契約

  • 価格設定クオリファイア

  • 顧客プロファイル

  • 動的マトリックス

チーム

「チーム」ページには、サブスクリプション所有者の詳細、およびそのサブスクリプションに関連付けられているすべてのチーム・メンバーが表示されます。さらに、チーム・メンバーを追加および削除できます。

更改制御

「更改制御」ページには次の要素が含まれます。

  • ネゴシエーション設定: 特定のサブスクリプションのサブスクリプション・プロファイル詳細を上書きするには「ネゴシエーション設定」リージョンを使用します。

  • 見積先担当者: 見積先担当者リージョンを使用して、見積通知Eメールを受信する対象受信者、ネゴシエーションに関わる営業担当者、および見積や更改リマインダ通知を受信するその他のパーティを定義します。

  • 次の更改: 「次の更改設定」リージョンを使用して、更改プロセス、顧客受入、内部承認および価格修正タイプといった属性を定義します。これらにより更改ルール・テンプレートの属性値が上書きされます。

販売実績

営業担当ごとに販売実績を入力できます。サブスクリプション・ヘッダー・レベルおよび製品レベルで販売実績を追加および削除できます。サブスクリプションでは、目標タイプおよび非目標タイプの販売実績がサポートされています。