ビジネス・イベントの管理
Oracle CX Sales and Fusion Serviceは、他のシステムからのデータの高速かつ効率的な移行のために、バルク・データのインポートをサポートしています。 データをインポートおよび管理するには、アプリケーションを使用するか、REST APIなどのwebサービスを使用します。 ただし、作成、更新または削除操作を実行すると、Integration Cloud Serviceのアダプタを操作するように設計された即時利用可能なビジネス・イベントがトリガーされます。 これらのビジネス・イベントは、作成、更新または削除操作が実行されるたびにトリガーされます。
パフォーマンスを向上させるには、プロファイル・オプションZCA_PUBLIC_BUSINESS_EVENTSを設定して、これらのビジネス・イベントを抑制します。 このプロファイル・オプションのデフォルト値はYに設定され、作成、更新および削除操作に対してすべてのビジネス・イベントが有効でトリガーされることを示します。 アプリケーションの「設定およびメンテナンス」作業領域を使用して、プロファイル・オプションをレビューまたは更新できます。 これはユーザー固有の設定で、現在のユーザーに対してのみアクティブなままです。
プロファイル・オプションでは、自動的にトリガーされるすべてのビジネス・イベントが抑制されます。 プロファイル・オプションをサポートするオブジェクトの一部を次に示します:
- アカウント
- アクティビティ
- アクティビティ・ノート
- 資産
- ビジネス・プラン
- ビジネス計画ノート
- 担当者
- 契約
- ディール登録
- 取引ノート
- リード
- リード・ノート
- 商談
- 商談ノート
- パートナ
- パートナ担当者
- パートナ・ノート
- サービス・リクエスト
- サービス・リクエスト・メッセージ
ノート:
その他のプロファイル・オプションの詳細は、「インポート管理について」のオブジェクトのビジネス・イベントの抑制を参照してください。プロファイル・オプションの設定
次のステップを実行して、管理者プロファイル・オプションを設定します:
- 「設定および保守」に移動します。
- タスク検索ボックスに「管理者プロファイル値の管理」と入力します。
ノート:
このタスクにアクセスするには、管理者としてログインする必要があります。 - 「検索」をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクにナビゲートします。 「管理者プロファイル値の管理」ページが表示されます。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページのプロファイル・オプション・コードとしてZCA_PUBLIC_BUSINESS_EVENTSと入力します。
- 「検索」をクリックします。 指定されたプロファイル・オプションを含む「管理者プロファイル値の管理」ページが表示されます。 デフォルトでは、プロファイル・オプションはYに設定されています。 この値をNに設定すると、プロファイル・オプションが無効になります。
- 「保存してクローズ」をクリックします
これにより、一括オペレーション時にトリガーされるビジネス・イベントが抑制されます。 プロファイル・オプションをYに戻して、ビジネス・イベントをアクティブ化できます。