パブリック一意識別子(PUID)
データベースにレコードを作成する場合、アプリケーションは、ビジネス・オブジェクト・レコードごとに一意のIDを生成するときに文書連番を使用します。 当然ながら、これらの数値は、長く複雑であるため、読みやすくも、使いやすくもありません。 長いIDのこの問題を克服するために、アプリケーションを設定して、これらのIDをより使いやすく読みやすくすることができます。 このわかりやすい値は、公開一意ID (PUID)と呼ばれます。
これらのPUIDは次で使用されます:
- データ・モデル
- 拡張設定を使用する場合の一意の連番生成
- PUID属性によるグローバル検索
設定オプション
設定には、次のオプションがあります。
- デフォルトの設定を使用します。実装ステップは必要ありません。
- ある程度構成可能な基本設定を使用します。 この設定を使用する場合、デフォルト設定は使用されません。
- より複雑で構成可能な拡張設定を使用します。 デフォルト設定と基本設定は、すべてのオブジェクトに適用されます。 拡張設定はオブジェクトごとに行います。
基本設定では、実装内のすべてのビジネス・オブジェクトで共有される単一のプリフィクスを定義できます。 さらに、使用可能な複数の異なる基数値が用意されています。 これらの値を組み合せてPUIDを形成します。
Advance Setupでは、各ビジネス・オブジェクトの特定のプレフィクスおよび基数構成であるPUIDの一意の生成を設定する必要があります。 これらは、ビジネス・オブジェクトごとに設定します。 また、PUID仕様では、ユーザーがサポートされているすべてのビジネス・オブジェクトをPUIDで検索できることが必須であることに注意してください。
公開一意IDの設定方法の詳細は、『営業の実装』ガイドの公開一意IDに関する項を参照してください。