Oracle CX SalesとJD Edwards EnterpriseOneの統合の概要
このガイドでは、Oracle CX Salesの顧客管理プロセスと商談管理プロセスをJD Edwards EnterpriseOneのビジネス・プロセスと統合するために必要な実装および構成ステップの概要を示します。
この統合は、Oracle CX Salesアプリケーションの最新機能を活用したいお客様をサポートし、既存の投資は依然として、価格設定と割引の情報を提供するオンプレミスのエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)システムへの既存の投資、見積および販売オーダー処理を使用できるように設計されています。 統合では、Oracle CX Sales商談からJD Edwards EnterpriseOne見積を作成できます。 販売オーダーおよび販売見積の入力および更新に使用されるJD Edwards EnterpriseOneエンゲージメント・オーダー入力ユーザー・インタフェースは、Oracle CX Salesの「商談詳細」画面のタブに埋め込まれています。
このガイドは、テンプレートとして使用することを目的としています。 このガイドは、Oracle CX SalesとJD Edwards EnterpriseOneを接続して付加価値のあるビジネス・プロセスとユーザー・エクスペリエンスを作成する方法を示す出発点です。 ドキュメント化されている構成を入力し、必要なJD Edwards EnterpriseOne電子ソフトウェア更新(ESU) JM16431をインストールする必要があります。 ESUのインストールの詳細は、JD Edwards EnterpriseOneのソフトウェア要件のトピックのJD Edwards EnterpriseOne電子ソフトウェア更新(ESU)の適用のトピックを参照してください。
ただし、これはターン・キー・ソリューションではありません。 Oracle CX SalesおよびJD Edwards EnterpriseOneの各実装は一意であり、顧客ごとに異なるニーズがあるため、独自のビジネス要件をサポートするアプリケーション構成を実装できます。 このガイドのステップでは、構成されていないOracle CX Salesインスタンスを、構成されていないJD Edwards EnterpriseOneインスタンスに接続する方法を説明しますが、顧客のインスタンスにすでに適用されている構成と組み合せることができます。 セキュリティに関連するほとんどの設定は、このドキュメントには含まれていません。 詳細および推奨事項については、Oracle Help Center (https://docs.oracle.com)のOracle CX Salesセキュリティ・リファレンスおよびOracle CX Salesの保護を参照してください。