勘定科目別名
勘定科目の短縮別名を定義して、勘定科目セグメント値をすばやく入力できるようにします。
勘定体系を定義したときに短縮別名を使用可能にした場合は、完全なまたは部分的な勘定科目を表す別名(またはコード)を定義できます。
Oracle Fusion General Ledgerでは現在、次のユーザー・インタフェースでこの機能を使用できます。
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「仕訳の作成」ページの仕訳明細。
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「スプレッドシートでの仕訳の作成」(「単一仕訳」モードおよび「複数仕訳」モードの両方)。
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「代替勘定科目」フィールドの「勘定科目組合せの管理」。
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「会社間アウトバウンド・トランザクションの管理」および「会社間インバウンド・トランザクションの管理」ページ。
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勘定科目の値リスト・セレクタが存在するその他のページ。
短縮別名の使用可能化
勘定体系構造インスタンス定義の一部として「短縮別名有効」オプションを選択するには、管理者または実装者が必要です。構造を使用する準備ができたら、「勘定体系構造インスタンスの管理」ページで勘定科目構造を凍結してコンパイルします。短縮エントリの使用可能化や使用不可化など、構造およびセグメントの変更を行うたびに勘定体系構造インスタンスを再コンパイルする必要があります。
次の機能が短縮別名に適用されます。
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別名を作成または保守したときに、セグメント値セキュリティが自動的に適用されます。
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別名テンプレートの勘定科目組合せでは勘定科目組合せが更新されないため、相互検証ルールは適用されません。
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セレクタが表示されるデータ入力リージョンで、勘定科目の値リスト・セレクタを選択すると、別名フィールドが表示されます。このフィールドは、値リストと検索機能の両方で使用できます。勘定科目値フィールドにセグメント値を直接入力して、別名機能を無視することもできます。