セグメント値および階層のインポート・データの処理方法

セグメント値および階層のインポートというファイルベース・データ・インポートを使用して、外部ソースからのセグメント値および階層をOracle Fusion General Ledgerにアップロードします。セグメント値および階層のデータの準備に使用するスプレッドシート・テンプレートをダウンロードできます。

このテンプレートには、セグメント値および階層の情報の入力プロセスをガイドするインストラクション・シートが含まれています。

テンプレートにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Financials Cloudのファイルベース・データ・インポートのガイドに移動します。

  2. 「一般会計」の章で、「セグメント値および階層のインポート」をクリックします。

  3. 「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。

ワークシートでデータを準備する際は、次のガイドラインに従ってください。

  • 各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを参照してください。

  • テンプレート内の列の順序を変更しないでください。

  • 使用しない列は非表示にしたりスキップできますが、削除しないでください。

  • 列のフォーマットやデータ型は変更しないでください。変更すると、解析エラーが発生することがあります。

セグメント値および階層のインポート・プロセスに影響する設定

セグメント値および階層テンプレートには、インストラクション・タブと、データがロードされる表を示す2つのタブが含まれています。

スプレッドシートのタブ

説明

インストラクションおよびCSV生成

セグメント値および階層のデータの準備と検証、テンプレートのフォーマットの理解、およびデータのロードとインポートに関するインストラクション情報が含まれています。

GL_SEGMENT_VALUES_INTERFACE

追加するセグメント値に関する情報(値セット、値、有効な開始日と終了日、転記を許可するかどうかなど)を入力します。1つのワークシートで、複数の値セットに対するセグメント値をインポートできます。

GL_SEGMENT_HIER_INTERFACE

追加するセグメント値階層に関する情報(ツリー・バージョン名、親値と子値など)を入力します。1つのワークシートで、複数の値セットおよびツリー・バージョンに対する階層をインポートできます。

データを追加した後、セグメント値の検証ボタンまたはセグメント階層の検証ボタンをクリックして、情報を検証し、エラーがないかチェックできます。

セグメント値および階層のインポート・データの処理方法

データをインタフェース表および製品にロードするには:

  1. インストラクション・タブのCSVの生成ボタンをクリックして、.zipファイル形式のCSVファイルを作成します。

  2. .zipファイルをローカルに保存します。

  3. 「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。

  4. 「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを選択します。

  5. 「インポート・プロセス」パラメータで、「セグメント値および階層のインポート」を選択します。

  6. 「データ・ファイル」パラメータについて、ステップ2で保存したファイルを選択します。

  7. プロセスがエラーまたは警告で終了した場合は、次の手順を実行します。

    1. ログおよび出力ファイルで、失敗の原因となった行に関する詳細を確認します。

    2. スプレッドシートでエラーを修正します。

    3. エラーが解決されるまで、ステップ1から6までを繰り返します。

「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスによって、ファイルからのデータがインタフェース表にロードされ、「セグメント値および階層のインポート」プロセスが発行されます。このプロセスでは、インタフェース表からのセグメント値および階層の情報が一般会計にインポートされます。

ノート: インポート・プロセスでは、階層内の各親ノードに積み上げられる勘定科目値が英数字順にソートされます。このソートのため、アプリケーション内の勘定科目値の順序は、送信されたファイル内の順序と異なる場合があります。