サービス・プロバイダ・モデル
Oracle Fusion Applicationsにおいて、サービス・プロバイダ・モデルは、特定のビジネス機能のビジネス・ユニット(ビジネス機能のサービス・プロバイダとして、関係における1つのビジネスを識別)と、そのクライアントである他のビジネス・ユニットとの間の関係を定義します。
調達の例
Oracle Fusion Procurement製品ファミリは、調達ビジネス機能の外部委託を定義することにより、サービス・プロバイダ・モデルを利用しています。購買依頼ビジネス機能および買掛/未払金請求ビジネス機能のあるビジネス・ユニットを、調達ビジネス機能のあるビジネス・ユニットのクライアントとして定義します。調達ビジネス機能に責任があるビジネス・ユニットは、クライアント・ビジネス・ユニットにかわって、サプライヤ・ネゴシエーション、サプライヤ・サイトの保守、および購買オーダー・プロセスを処理します。サプライヤ・サイト割当のために新しい調達機能を使用して、クライアント・ビジネス・ユニットをサービス・プロバイダが保守するサプライヤ・サイトにサブスクライブします。
InFusion社の例では、ビジネス・ユニット4 (BU4)がそれ以外の3つのビジネス・ユニット(BU1、BU2およびBU3)に対するサービス・プロバイダとして機能します。BU4は、企業管理、調達および人事(HR)のビジネス機能を提供するため、InFusion社全体において経費削減などの利点をもたらします。
