会計連番およびレポート連番の概要

仕訳を記録するときに、一意の連番を割り当てることができます。仕訳に連番を付けると仕訳の追跡タスクが簡略化され、一部の国(特にヨーロッパ、アジアおよびラテン・アメリカの国)では仕訳に連番を付けることが法的要件となっています。

連番を使用すると、会社の会計レコードが完全であることを財政当局が簡単に確認できるようになります。

仕訳の連番によって、次のことが可能になります。

  • 欠番のない連番を保持する。

  • 補助元帳仕訳に連番を割り当てる。補助元帳会計によって作成された仕訳を一般会計に転送する前に、仕訳の連番を生成する。

  • 一般会計仕訳に連番を割り当てる。

  • 元帳または法的エンティティ内で連番を割り当てる。

  • 連番に基づいてレポートを生成する。

補助元帳会計および一般会計仕訳で使用される仕訳の連番には、次の2つのタイプがあります。

  • 会計連番: 仕訳が転記されたときまたは補助元帳会計が実行されたときに割り当てられる、無欠番の仕訳の連番。

  • レポート連番: 一般会計期間がクローズされたときに仕訳に割り当てられる、無欠番で時系列順の連番。

ノート: 元帳(プライマリ元帳およびセカンダリ元帳)と仕訳レベルおよび補助元帳レベルのレポート通貨、法的エンティティで仕訳に連番を割り当てることができます。仕訳または補助元帳レベルのレポート通貨を使用する場合は、まずソース元帳の連番を定義してください。ソース元帳に対して生成される連番は、レポート通貨仕訳に自動的には割り当てられません。この場合は、レポート通貨に対し、会計連番とレポート連番を個別に設定する必要があります。