会社間貸借一致ルールの概要
残高不一致の仕訳の貸借を一致させるために必要な勘定科目を、法的エンティティまたはプライマリ貸借一致セグメント値別に生成するには、会社間貸借一致ルールを使用します。
会社間売掛/未収金勘定および会社間買掛/未払金勘定を作成するためのテンプレートとして使用する会社間売掛/未収金勘定および会社間買掛/未払金勘定を指定します。会社間貸借一致機能では、これらのルールを使用して、作成する貸借一致明細の勘定科目を生成します。
仕訳明細は、最初に法的エンティティごとに要約され、法的エンティティで貸借一致されます。法的エンティティには多数のプライマリ貸借一致セグメント値を設定できるため、1つの仕訳に、異なるプライマリ貸借一致セグメント値を持つ法的エンティティの複数の明細がある場合があります。この場合、会社間貸借一致が実行されると、仕訳の各法的エンティティ内で最も小さいプライマリ貸借一致セグメント値が使用されます。その後、各法的エンティティ内の貸借一致セグメント値全体で貸借一致が実行されます。
同様のルールが、会社間モジュールで入力されたトランザクションの会社間売掛/未収金勘定および会社間買掛/未払金勘定の生成にも使用されます。
会社間貸借一致ルールは、会社間トランザクションの送り側の会社間売掛/未収金勘定の生成にも使用されます。貸借一致ルールは、会社間トランザクションの受け側の会社間買掛/未払金勘定の生成にも使用されます。