データベース接続のオプション

「接続の作成」ダイアログまたは「検査」ダイアログを使用して接続の詳細を指定する際、一部のデータベース・タイプには追加のオプションがあります。

一般オプション

  • Oracleデータベースへの接続を作成する場合、「接続タイプ」オプションを使用して、次の2通りの方法で接続できます。
    • 基本 - データベースの「ホスト」「ポート」および「サービス名」を指定します。
    • 拡張 - 「接続文字列」フィールドで、RACクラスタで実行されているデータベースの単一クライアント・アクセス名(SCAN) IDを指定します。次に例を示します。

      sales.example.com =(DESCRIPTION= (ADDRESS_LIST= (LOAD_BALANCE=on)(FAILOVER=ON) (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=123.45.67.111)(PORT=1521)) (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=123.45.67.222)(PORT=1521)) (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=123.45.67.333)(PORT=1521))) (CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME= salesservice.example.com)))

  • 一括レプリケーションの有効化 - ワークブックのデータセットをロードする場合、このオプションはオフになっており、それを無視できます。このオプションは、あるデータベースから別のデータベースにデータをレプリケートするためにデータ・アナリストや上級ユーザー向けに用意されています。

認証オプション

  • 常にこれらの資格証明を使用 - Oracle Analyticsでは、この接続について指定したログイン名とパスワードが常に使用されます。ユーザーがログインを求められることはありません。
  • ユーザーは自分の資格証明の入力が必要 - Oracle Analyticsでは、ユーザーはデータ・ソースについて自分のユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。ユーザーは、許可、権限およびロールが割り当てられているデータにのみアクセスできます。
  • (Oracle Analyticsでこのデータベース・タイプについて偽装がサポートされている場合に表示される)アクティブなユーザーの資格証明を使用 - Oracle Analyticsでは、データにアクセスするためにユーザーはサインインを求められません。Oracle Analyticsへのサインインに使用したものと同じ資格証明がこのデータ・ソースへのアクセスにも使用されます。

システム接続

モデル管理ツールでセマンティック・モデルを構築するビジネス・モデラーがデータ接続を使用できるようにするには、「システム接続」を選択します。「コピー」をクリックして、接続の「オブジェクトID」をコピーできます。ビジネス・モデラーは、モデル管理ツール(「接続プール」ダイアログ)でデータ接続を識別して使用するためのオブジェクトIDを入力します。