データセットの数がフィルタに及ぼす影響

データセットの数、データセットが結合されているかどうか、フィルタの適用対象に応じて、フィルタは、異なる方法でビジュアライゼーションと相互作用することがあります。

フィルタ・バーまたはワークブック内の個々のビジュアライゼーションにフィルタを追加できます。

単一のデータセット	フィルタの相互作用
フィルタ・バーへのフィルタの追加	ワークブック内のすべてのビジュアライゼーションに適用されます。
ビジュアライゼーションへのフィルタの追加	フィルタ・バーのフィルタが適用された後に適用されます。
複数のフィルタの追加	デフォルトでは、複数のフィルタは、選択された値に基づいて互いを制約します。

複数のデータセット	フィルタの相互作用
フィルタ・バーにフィルタを追加した場合。	フィルタは、結合されたデータセットを使用するすべてのビジュアライゼーションに適用されます。結合されていないデータセットを使用するビジュアライゼーションについては、それぞれのデータセットに個別のフィルタを追加する必要があります。 結合されていない2つのデータセットの、一方のデータセットのデータ要素をもう一方のデータセットのフィルタとして指定することはできません。 あるデータセットのデータ要素がフィルタとして指定されているが、結合されたデータセットと一致しない場合、そのフィルタはその特定のデータセットのビジュアライゼーションにのみ適用され、結合された、または結合されていないデータセットの他のビジュアライゼーションには適用されません。 ワークブック内のすべてのキャンバスにフィルタを適用するには、フィルタの「すべてのキャンバスに固定」を選択します。
フィルタ名の上にポインタを重ねて、そのフィルタが適用されるビジュアライゼーションを表示した場合。	そのフィルタのデータ要素を使用していないビジュアライゼーションはグレー表示されます。
ビジュアライゼーションにフィルタを追加した場合	個々のビジュアライゼーションでフィルタを指定した場合、フィルタ・バーのフィルタが適用された後に、そのフィルタがそのビジュアライゼーションに適用されます。 「フィルタとして使用」オプションを選択し、フィルタとして使用されるデータ・ポイントをビジュアライゼーションで選択した場合、結合されたデータセットおよび一致したデータ要素の他のビジュアライゼーションでフィルタが生成されます。

「次により値を制限」オプションを使用して、フィルタ・バーのフィルタが互いを制限する方法を除去または制限できます。